ボサノヴァ・デュオnaomi&goroのアルバム。UKロックの大御所ポール・ウェラーが1980年代に在籍したバンドThe Style Councilのファースト・アルバム『CAFE BLEU』を丸ごと一枚全曲フル・カヴァー。naomi&goroのボサノヴァ・サウンドから、これまでとは一味違ったジャズやポップ・ミュージックまで楽しめる作品。 (C)RS
JMD(2013/01/25)
naomi & goroがスタイル・カウンシルの初作『Cafe Bleu』を丸ごとカヴァーするという、心躍る企画が実現した。"TheWhole Point Of No Return"あたりのボサノヴァ系は当然ながら、ブルーアイド・ソウル風のメロウさもバッチリとキメていて思わずガッツポーズ。エレガントなバンド演奏をフィーチャーした曲も素晴らしく、いつになくポップな趣の作品に仕上がっている。追加収録されたジャム"English Rose"の出来映えも◎。
bounce (C)桑原シロー
タワーレコード(vol.352(2013年2月25日発行号)掲載)
菊地成孔との共演作ではプリファブ・スプラウトやホール&オーツなどの80'sロックのカヴァーがとても新鮮に響いていたのがうれしい驚きだったわけだが、まさかスタカン、それも『カフェ・ブルー』の全曲カヴァーとは驚きました。そしてこれがまたどこからどう聴いてもナオゴロのアルバムになっているところが驚きというか流石というべきか。布施尚美の愛らしい声、ニクすぎる伊藤ゴローのアレンジ。坪口昌恭やコトリンゴをはじめ手練れミュージシャンの友情出演ぶりがこれまた粋で大変結構!
intoxicate (C)編集部
タワーレコード(vol.102(2013年2月20日発行号)掲載)