アーロン・ネヴィル初となるブルーノートからの新作は、自身が愛するドゥーワップ?R & Bカヴァー集。ブルーノートの社長に就任したドン・ウォズとキース・リチャーズのプロデュースで、深みとまろみに満ちたサウンドが素晴らしい。「今の音」でありつつ、失われつつある過去の世界を再現せんとする姿勢、力量に引き込まれるばかり。抑制されたキースのギタープレイも絶品、ディッキー・ハーモンらドゥーワップの達人の起用も嬉しい。
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ネヴィル・ブラザーズのアーロンがブルー・ノートからリリースですと!? ジャズをやっているのかな、という安易な気持ちで挑んだが、彼が若い時分に親しんできたドゥワップやオールディーズをカヴァーしている作品でした。それにしても、このソフトだけど芯のしっかりある表現力豊かな歌唱は、本当に唯一無二ですね。キース・リチャーズとドン・ウォズがプロデュースを手掛けた、ゴキゲンなアルバムです。
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