マイク・パットン(Vo: フェイス・ノー・モア/ファントマス他)、デュエイン・デニソン(G: ジーザス・リザード)、ジョン・ステイニアー(Ds: バトルズ/ヘルメット)によるオルタナ界のスーパー・グループ、トマホーク完全復活!新メンバーにトレヴァー・ダン(B: ミスター・バングル/メルヴィンズ・ライト)を迎え、5年半ぶりに新作をリリース!! 断続的なフェイス・ノー・モアでの活動のみならず数々のバンド/プロジェクトを同時進行させながら、最近ではハリウッド映画のスコアを手掛けたりと相変わらず多忙を極めるマイク・パットンだが、現在のプライオリティはここにある。前作は意図的に別路線を狙ったものの、元々トマホークはベタなほどストレートなロック・フォーマットで活動するバンド。ピーピング・トムやモンド・カーネでもポップで分かり易い楽曲を披露しているが、マイク全プロジェクト中で一番ダイナミックなポップさを聴かせるのがトマホーク最大の魅力だ。ジーザス・リザードで聴ける印象的なリフ、バトルズで聴ける豪快かつグルーヴィなドラムに載るメロディアスなヴォーカルは、正に膝を打つ「これぞ!」という仕上がり。誤解を恐れずにいえば、殆どフェイス・ノー・モアに近いイメージを抱いてしまう。先日のレコード・ストア・デイ/ブラック・フライデーで先行シングルとしてリリース、即完売を記録した"Stone Letter"を筆頭に並ぶ楽曲に、欧米各国のプレスでは「バンド史上最もポップな仕上がり」という声が上がっている。
発売・販売元 提供資料(2013/01/07)
これはガツンときた! マイク・パットン、ジーザス・リザードのデュアン・デニスン、バトルスのジョン・スタニアーらオルタナ界の凄腕どもによるユニットが5年半ぶりに復活。その変態的な好奇心ゆえ、幾多の活動を並行するパットンには難解なイメージも強いが、意に反して本作はバキバキと重音が軋む、わかりやすいウルトラ・ヘヴィー・ロックな一枚だ。フェイス・ノー・モア以来の痛快なカタルシスに痺れる!
bounce (C)北爪啓之
タワーレコード(vol.352(2013年2月25日発行号)掲載)