| フォーマット | SHM-CD |
| 発売日 | 2013年03月20日 |
| 国内/輸入 | 国内 |
| レーベル | Geffen |
| 構成数 | 1 |
| パッケージ仕様 | - |
| 規格品番 | UICY-25390 |
| SKU | 4988005749239 |
構成数 : 1枚
合計収録時間 : 00:45:05

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元YESのギタリストで人気者だったスティーヴ・ハウが脱退。プログレ・ファンの一部が離れたため、セールス的には前2作(「Asia」「Alpha」)には及ばなかった本作。しかし、このバンドでスティーヴ・ハウが果たしていた役割は「単なるギタリスト」。重要曲の殆どをジョン・ウェットン/ジェフ・ダウンズの2人で作っていたため、曲のクオリティに於いて、スティーヴ・ハウ脱退の影響は全くない。ハード・ロッカーの新ギタリスト、マンディ・メイヤーの加入により、ハードさが増し、切れがあってカッコいいポップ・ソング群に仕上がっている。
クラシカルなキーボードのイントロに続いてスタートするオープニング曲「Go」は、コーラス(日本で言うサビ)が Go! 一言しかないのだが、とても良い曲に仕上がっている。ヴァースをじっくり引っ張って、コーラスは Go! と裏メロだけに留めている、ちょっと変わった構成の曲だ。DEEP PURPLEの「Anya」あたりに近い。軍隊が行進するような連続音のバックもハードで◎。
「ラジオから懐かし声が流れてきた」と歌う「Voice Of America」も優しい中に力強さのある名曲だし、何となくアニメの戦闘モノに出てきそうな「After The War」のメロディーも、描写力抜群で◎。イントロの部分はTVのBGMとかでも良く耳にする。
キャッチーで、はっきりしたメロディーは元BUGGLESのジェフ・ダウンズの得意技で、ジョン・ウェットンがソロで書くメロディーより、もう少し瑞々(みずみず)しい。ウェットンだけのソロだとちょっと渋すぎてASIAのワクワクするような感動に薄い。人間的にはソリの合わないこの2人だが、やっぱり2人セットじゃないとASIAじゃないなぁ、と改めて思った。