ホセ・ジェイムズのブルーノート移籍第一弾アルバム。プロデューサー/ベーシストにピノ・パラディーノを迎え、同じレーベルメイトのロバート・グラスパーやインディ・ザーラ、R&Bシンガーのエミリー・キングなどが参加。ジャズ~ソウル~R&B~ヒップホップまで多様なスタイルを自在に行き来しながらもホセの歌声によってひとつにまとめ上げられた渾身の一枚。 (C)RS
JMD(2012/11/22)
ロバート・グラスパーに続き、ブルーノートが次に送り出すアーティストがホセ・ジェイムズ。クラブ・シーンの頂点に立つDJジャイルス・ピーターソンに見出され、2008年に彗星のごとくデビュー。ビリー・ホリデイに代表されるディープでソウルフル、甘くセクシーな歌声にジャズ・シーンのみならずクラブ・ミュージック・シーンからも注目を浴びている。本作は、ディアンジェロの再来かと思わせるような音楽シーンに革命をもたらすような衝撃的な作品。ジャズをベースとした確かなテクニックと柔軟性、そして天賦の美声を駆使してあらゆるジャンルを融合した<最先端のブラック・ミュージック>が完成。「このアルバムは、ぼくがいま音楽について感じていることの集大成」とホセが語る本作は、プロデューサー/ベーシストにディアンジェロの衝撃作『Voodoo』にも参加したピノ・パラディーノを迎え、同じレーベルメイトになったロバート・グラスパーやインディ・ザーラ、R&Bシンガーのエミリー・キング、2011年のセロニアス・モンク国際ピアノ・コンペティションで優勝したクリス・バワーズなどが参加し、ジャズ~ソウル~R&B~ヒップホップまで多様なスタイルを自在に行き来しながらもホセの歌声によってひとつにまとめ上げられた渾身のアルバムとなっている。
EMI
発売・販売元 提供資料(2012/11/21)
ホセがいよいよブルー・ノートの門を叩くことになった。みずから集大成と語る本作には、ダビーな音響処理を施した“It's All Over Your Body"やゴスペル・バラード“DoYou Feel"などミディアム~スロウの美曲だらけ。エミリー・キングらゲスト参加曲も注目で、特にロバート・グラスパーが弾くローズとギル・スコット・へロンばりに艶やかな声が絡む“Vanguard"の気持ち良さといったら。何て最高な一枚なんだろう!
bounce (C)桑原シロー
タワーレコード(vol.351(2012年12月25日発行号)掲載)
オープニング・ナンバー《It's All Over Your Body》は去年の夏頃から他楽曲と共にネットにセッションがアップされていたし、iTunesでは先行販売もされていた。ロバート・グラスパー、クリス・デイヴ、ピノ・パラディーノ参加も報じられていたので、今作の雰囲気をなんとなく想像していたが、有る意味その通りだったし、有る意味期待を裏切られた。しっかり作られたスタジオ・アルバムで、ホセ・ジェイムスが一つの到達点に達したことは間違いない。
intoxicate (C)押塚岳大
タワーレコード(vol.101(2012年12月10日発行号)掲載)