アビブ・コワテとエリック・ビブという2人のミュージシャンの友情から生まれた、ナチュラルでハートフルなアコースティック・アルバムが完成。西アフリカのメロディとリズムがブルース・フィーリングと溶け合う、聴けば聴くほど惹きこまれていく1枚。 (C)RS
JMD(2012/11/23)
このアルバムは誰かの企画というわけでなく、昔から知り合いだった二人が、いつか一緒にアルバムを作りたいね、というシンプルな希望から生まれました。録音はバマコにエリックが赴いて、わずか8日間で行われた。パーカッションを担当するママドゥ・コネの演奏も見逃せません。リアルな友達同士だからこその、リラックスしたポジティヴなヴァイブレーションに溢れた内容で、このアルバムのための新曲はもちろんのこと、それぞれの持ち曲をアレンジし直した共演も見逃せません。ボブ・ディランの「風に吹かれて」のカヴァーもありますが、二人のギターとヴォーカルを聴けば、音楽にジャンルもスタイルも関係ないということが実感出来るはず。
メタカンパニー
発売・販売元 提供資料(2012/11/19)
マリを代表する新世代ミュージシャンとヨーロッパを拠点にしている米国人のブルース・ギタリスト。伝統を受け継ぎながら自分らしいスタイルを追求してきた2人の共演盤だ。ボブ・ディランのカヴァーなど、8日間で録った13曲が収録されている。ギター、バンジョー、ウクレレの爪弾きが心地良い、極上のリラックス・ミュージック。双方のルーツが見事ひとつに溶け合い、プリミティヴな表現に洗練を加えている。
bounce (C)山口智男
タワーレコード(vol.351(2012年12月25日発行号)掲載)