2019年再プレス。リマスター、ボーナストラック5曲追加収録。
2012年7月、メンバーのロベルト・ベルトラミが逝去した。今作は、バンドの中心で天才的な才能を持った彼に捧げる再発となった。彼らの代表作である「Light As Feather」がリリースされたのは1979年。世界的なヒットとなった今作で、ブラジリアンのレジェンドのひとつとなった。このトリオは、伝統的なブラジリアン・ジャズとプロト・ファンク・フュージョンを融合させ、70年代から現在に至るまでこのシーンのパイオニアで有り続けた。
とりわけ、今作は、日本の音楽ファンの心に残っているNHKのクロスオーバーイレブンで使用された「Fly Over The Horizon」や、ワールドワイドなヒットとなったディスコ・フュージョン曲「Jazz Carnival」を収録し、UKチャートで8週連続で20位以内をキープするなど、その年のもっとも売れたレコードのひとつだった。バンドにとって4作目であり、ミュージシャンとしても成熟してきて、ミキシングやレコーディングのテクニックや知識も豊かに蓄えられたタイミングであり、Big Muffを使用したり、DlybySystemを導入するなど、当時まだ一般的ではなかった手法も取り入れた作品だった。そして、バンドの代表作というだけでなく、サンバ~ジャズファンクの傑作としても数えられるアルバムとなっている。
また、今回の再発の目玉となるのは、ボーナストラックを5曲追加収録していることとオリジナルの16トラック・テープから最新リマスター施したことだ。ボーナストラックには未発表曲に加え、セオ・パリッシュ、アシュレイ・ビードル、マークEによるリミックスを収録。
発売・販売元 提供資料(2022/06/10)
ロベルト・ベルトラミの追悼企画として、US進出第1弾である79年のアルバムがリイシュー。最新リマスターが施されているのも大きなトピックですが、目玉はボートラで聴けるリミックスでしょう。ブラジリアン・フュージョンの大名曲“Jazz Carnival"をアシュレイ・ビードルが超アッパーなブギー・ハウスに仕立てているほか、マークEやセオ・パリッシュも参加。限定盤につき、いますぐタワレコへダッシュだ!
bounce (C)小松健一郎
タワーレコード(vol.351(2012年12月25日発行号)掲載)