クラシック
CDアルバム

ブラームス: 交響曲第4番、チャイコフスキー: 大序曲「1812年」、他

3.0

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廃盤

在庫状況 について

フォーマット CDアルバム
発売日 2012年12月04日
国内/輸入 輸入
レーベルOpus蔵
構成数 1
パッケージ仕様 -
規格品番 OPK2104
SKU 4582158681042

構成数 : 1枚
合計収録時間 : 00:00:00

【曲目】
ブラームス: 交響曲第4番ホ短調作品98 (1938年11月29日録音)
ボロディン: 中央アジアの草原にて (1941年4月録音)
チャイコフスキー: 大序曲「1812年」 (1940年4月9日録音)
【演奏】
ウィレム・メンゲルベルク (指揮)
アムステルダム・コンセルトヘボウ管弦楽団

  1. 1.[CDアルバム]

作品の情報

商品の紹介

1812年12月ナポレオンの軍隊はロシアから撤退してから200年
因縁が感じられるメンゲルベルクの「1812年」、2012年、記念の年に発売

メンゲルベルクが1937年以来録音していたテレフンケンはドイツの会社であるので、ブラームスの録音は極めて普通の企画であるが、チャイコフスキーとボロディンについては歴史的背景も気になるところである。ドイツから見たこの前後の出来事を書いておくと、

1939年9月1日、ポーランド侵攻。以後、北欧、バルカン諸国へ侵攻
【1940年4月9日、チャイコフスキー大序曲「1812年」他、録音】
1940年5月10日、オランダ・フランス侵攻開始 5月17日、オランダ降伏
1940年6月14日、パリ無血入場 6月22日、フランス降伏 調印式
【1941年4月25日、ボロディン:「中央アジアの草原にて」録音】
1941年6月22日、独ソ不可侵条約破棄、ソ連侵攻開始
1943年2月、スターリングラードで敗北 以後ドイツの敗退続く

ボロディンの録音日はまだソ連とは仲のよい時であるが、発売の頃は戦闘の真最中ではなかったろうか。しかし、内容的に興味深いのは「1812年」である。オランダやフランスへの侵攻が噂される中での、侵攻される側の録音である。メンゲルベルクはドイツ信仰が強かったから余り動揺はなかったかもしれないが、楽団員はどうだったであろうか。しかも曲はフランス軍の敗退を描いたものである。実際、録音のちょうど1月後にはナチスドイツのオランダ侵攻が始まっている。レコードの発売はいつか不明であるが、フランスの降伏が早かったので進軍の景気づけには間に合わなかっただろう。しかしフランス敗北の記念録音としては役に立ったかもしれない。
キングインターナショナル
発売・販売元 提供資料(2012/11/01)

メンバーズレビュー

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伝説のメンゲルベルクACOによる凄まじい演奏を堪能できる一枚。メンゲルベルクのロマンティックな解釈は勿論、彼が鍛え上げたACOの驚異的なアンサンブルも聞きもの。ほとんど一本の線に聞こえるレベル。年代相応のノイズはあるが、ファンであれば我慢できないほどではない。
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