前作『ア・コーラス・オヴ・ストーリーテラーズ』から2年半以上の歳月を経て、バンドメンバーと録音環境を一新し、疑いもなく最高傑作と言えるほどの素晴らしい内容の新作『フォーワード/リターン』と、傑作オリジナル・サウンドトラック『トーリーズ・ディストラクション』の2枚をカップリングした(収録時間は合わせて70分超)、ジミー・ラヴェル率いるアルバム・リーフによる日本限定のCD2枚組リリース! 『フォーワード/リターン』(DISC1)冒頭の「Stretched Home」で、聴いていてハッとするようなトランペットのフレーズが入ってくるあたりから、これまでのアルバム・リーフとは何かが違う。洗練を極めつつ、内に向かって沈潜していくような印象もあったサブ・ポップからのフル・アルバム3作と比べると、それとは異質の心地よい開放感、「Under The Night」で歌われる「新たな始まり」を裏付けるような清新さがある。一方の『トーリーズ・ディストラクション』(DISC2)は、アコースティック・ギターを主体とした短くて輪郭のはっきりとしたインスト曲が多くを占めるが、対照的にアンビエントでアブストラクトな楽曲も入っていたりと、ラヴェルのソングライティングの引き出しの多さを窺わせてくれる。バンドには、ジミー・ラヴェルと以前から在籍していたヴァイオリンのマシュー・レソヴィッチの他、かつてアルバム・リーフのレーベル・メイトだったマーキュリー・プログラムのドラマー、デイヴ・ルブルーと、サンディエゴのマルチ奏者、ブラッド・リーが新メンバーとして加入し、4人編成となった。とりわけ、ルブルーの柔軟なドラミングとリーのトランペットの音色は、アルバム・リーフの楽曲に新たな息吹をもたらしているようで印象深い。ラヴェルがロサンゼルスに新たに構えたホーム・スタジオでほとんどの録音とミックス作業を行ったことも、楽曲とプロダクションの完成度を高める一方で、重苦しさとは無縁のリラックスした雰囲気を生み出している。
発売・販売元 提供資料(2013/02/20)
ジミー・ラヴェルによるソロ・プロジェクト、ジ・アルバム・リーフの日本限定盤。彼らの最高傑作との呼び声も高い『フォーワード/リターン』と、傑作オリジナル・サウンドトラック『トーリーズ・ディストラクション』の2作をカップリングした、CD2枚組みでリリース。 (C)RS
JMD(2012/11/03)