MC、AK-69の2年振り(2013年時)となるオリジナル・フル・アルバム。トラックには盟友の国内勢に加え、THE GAME、Lloydなど著名アーティストを手掛けてきたKING DAVIDなど海外アーティストの楽曲も起用。環境は変わってもAK-69自身の信念・アティチュードは決してブレることなく、ラップ、歌、リリックに一層磨きがかかった作品。 (C)RS
JMD(2012/11/03)
前作『THE RED MAGIC』より2年振りとなるオリジナル・フル・アルバム。トラックには盟友の国内勢に加え、THE GAME、Lloydなど著名アーティストを手掛けてきたKING DAVIDなど海外アーティストの楽曲も起用。環境は変わってもAK-69自身の信念・アティチュードは決してブレることなく、ラップ、歌、リリックに一層磨きがかかった作品となっている。
発売・販売元 提供資料(2012/10/25)
前作『THE RED MAGIC』の超ロング・ヒットと、その後のツアーの成功を踏まえれば、自信満々な表題もさもありなんと思ってしまうところだが、中身はイケイケのモードに寄り切っているわけではなく、むしろそんなボースティングの裏側にある苦悩も想像させ、シリアスな表情を結果的に浮き彫りにするものとなっている。もちろん、先行シングル群の威勢の良さは全体のトーンを決定づけてもいるし、SKY BEATZのトラップ・チューンとなった表題曲の重厚なカッコ良さも期待を裏切らない。一方では浮遊感のある歌声を響かせたラヴソング“ONE"がKalassyNikoffとして披露されているように、率直な思いや叫びが素の歌心に託されているのもいい。弱さも内包して一段上の力強さを表現した意欲作だろう。
bounce (C)出嶌孝次
タワーレコード(vol.351(2012年12月25日発行号)掲載)