| フォーマット | CDアルバム |
| 発売日 | 2012年12月26日 |
| 国内/輸入 | 国内 |
| レーベル | SEVEN SEAS |
| 構成数 | 2 |
| パッケージ仕様 | - |
| 規格品番 | KICC-1053 |
| SKU | 4988003431693 |
構成数 : 2枚
合計収録時間 : 01:58:40

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確かに録音はよいに越したことはない。しかし音楽は「こころの耳」で聴くものであることもまた確かな真実である。
思えば私がはじめてフルトヴェングラーのバイロイト1951の第九を聴いたのは、ラジオのAM放送であった。それも番組の時間の関係で1楽章ずつだった。解説は藁科雅美氏だった。そして我を忘れるほど感動した。雑音だらけのラジオの音と今回のアセテート盤と比べたらどちらが音がいいのか。
もう1度言う。録音はいい方がいい。でもひとは「こころの耳」でも聴くのだ。
フルトヴェングラーの創り出す音は不思議なものだ。それはあらゆる困難を乗り越えて我々のこころに届くー間違いなく「こころの音」だ。
フルトヴェングラーは「感動はひととひととのあいだにある」と言った。「こころの音」はひととひととの間をつなぐものだ。
そういうことをこのアセテート盤は思い起こさせ教えてくれる。