Mythology : The 50th Anniversary Collection

スーパー・ヴォーカル・グループ、ビー・ジーズ。彼らのゴールデン・アニバーサリー(50周年)を記念してリリースされた2010年の記念碑的BOXセットがよりお求めやすい仕様と価格で再登場! ビー・ジーズの50年の輝かしいキャリアから、グループの最も知られているヒットを含む81曲が収録された本作。しかし主にこのコレクションは、ビー・ジーズの膨大なカタログを掘り下げ、初期のシングル「スピックス・アンド・スペックス」(1996年)、1969年のコンセプト・アルバム「オデッサ」のタイトル曲、シングルB面に収められた「カントリー・ウーマン」(1971年)、3千5百万枚売れた『失われた愛の世界』から「愛のパラダイス」(1979年)、マルチ・プラチナムに輝いたE.S.P.に収録されている「オーヴァーナイト」(1987年)、『スティル・ウォーターズ』から「もっと近くに」(1997年)、モーリス・ギブが2003年に他界する前の最後のスタジオ・アルバム(『ディス・イズ・ホエア・アイ・ケイム・イン』から「マン・イン・ザ・ミドル」といったナンバーまでも収録している。また『MYTHOLOGY』は、モーリス・ギブの2曲の未発表曲「エンジェル・オブ・マーシー」「ザ・ブリッジ」も収録している。そしてBOXの4枚目はビー・ジーズのメンバーでは無かったものの1988年に30歳で亡くなるまで、兄弟と活動を共にしていたアンディ・ギブにスポットライトを当てた作品となっている。最初の3枚のシングルが全米No.1という誰もなし遂げられなかった偉業を実現したそのシングルも含んでいる。この編集盤にはアンディのセカンド・アルバムに収録され、4人の兄弟と一緒に作曲された全米No.1ヒット「シャドー・ダンシング」で幕をあけ、そして最終的に1位になった「恋のときめき」や「愛の面影」を含む彼の1977年のデビュー・アルバムからほとんどのナンバーが収録されている。更にオリビア・ニュートンジョンとのデュエットでトップ20入りを果たした「アイ・キャント・ヘルプ・イット」や、トップ10シングルの「ディザイアー」を含む彼の最後のスタジオ作品『アフター・ダーク』(1980年)からも数曲が選ばれている。更に彼が今後のアルバム作品のために生前にレコーディングしていた「アロウ・スルー・ザ・ハート」もはじめてこのBOXに収録されている。

Spin (p.90) - "From orchestral psychedelic pop and blue-eyed soul to falsetto disco and high-'80s synth confection, the brothers Gibb did it all..." Uncut (p.79) - 3 stars out of 5 -- "[It] succeeds in revealing the group from new angles. Robin's baroque pop, and Barry's falsetto dominance of the disco years, are well and good..."