2011年2月にリリースしたデビュー・アルバム『Greatest Story Never Told』が、ヒップホップ・ファン、そして多くの批評家たちから絶大の支持を得たサイゴンが、デビュー・アルバムの続編としてリリースするセカンド・アルバム。 (C)RS
JMD(2012/11/14)
メジャー・レーベルとの5年間にわたる紛争の後、2011年2月にデビュー・アルバム『グレイテスト・ストーリー・ネヴァー・トールド』を、ここ10年で最も期待されたヒップ・ホップ・アルバムとしてリリースしたサイゴンはコマーシャル・ヒップ・ホップに嫌気がさしていた数多くのポリティカル、コンシャス・ヒップ・ホップ・ファンに歓迎された。多くの批評家に支持され数多くのヒップ・ホップ・メディアが2011年のベスト・アルバムと評価、なかでもソース誌ではもはや伝説の域に達する4.5マイクを獲得し、最高のデビューを飾ったサイゴンの第2章として副題に"グレイテスト・ストーリー・ネヴァー・トールド・チャプター2"と銘打たれたセカンド・アルバム。今作もスタイルズPとの"ノット・ライク・ゼム"が高い評価を得ており、本人も今回はソース誌でマイク5本を獲ると宣言!これを期待せずにいるヒップ・ホップ・ファンが居るのだろうか?期待していないならヒップ・ホップ・ファンでは無いのだろう。サイゴンのアルバムを聴くことはヒップ・ホップへの「投票」に他ならない。
Suburban Noize Records/PCI Music
発売・販売元 提供資料(2012/10/03)
長い苦闘の果てに生まれた初作から1年、その第2章という形で早くも新作が届いた。ジャスト・ブレイズの関与は激減したが、大統領選に掛けて〈Vote Saigon〉を標榜する主役は舌好調。業界批判も交えた“Not Like Them”や、多様な事象を詞世界と現実世界に仕分ける“Rap vs. Real”など、タフな語り口でコンシャスな姿勢とヒップホップ愛を貫いている。それを力強い娯楽に昇華する制作陣の仕事ぶりもいい。客演はカミリオネアら。
bounce (C)轟ひろみ
タワーレコード(vol.350(2012年11月25日発行号)掲載)