「70年代クラウトロックの現代的解釈」と称され、エメラルズをUSアンダーグランドシーンから一気に飛躍させた2010年の名盤『Does It Look I'm Here?』(Editions Mego)から約2年。米オハイオ・クリーブランドの3人組バンド、エメラルズが約2年ぶりに新作をリリース! クラウト・ロック、ニューエイジ、テクノ・ポップ、アンビエント等を類い稀なるセンスで融合し、煌めくシンセとエモーショナルなギター、そしてバンド史上初の導入となるドラムマシーンが繰り広げる壮大でスリリングなコズミック・ジャーニー。エメラルズの新たなサウンドがついに解き放たれる!
インパートメント
発売・販売元 提供資料(2012/11/02)
アナログシンセを多用した、クラウト/ミニマル/ニューエイジ回帰全盛のこのご時世にあって、そのド真ん中をド直球で投げ込んで来たシーン最重要バンド、エメラルズの最新作。昨年『ゲット・ロスト』を発表し、ライリーとゲッチングの間の子ギタリストとして一躍有名になったマーク・マクガイアを中心に、無数のヴィンテージ機材と今回初導入のドラムマシーンがうねりを上げて疾走するタイトル曲はまさに、〈銀河行き片道切符〉。
intoxicate (C)木村陽平
タワーレコード(vol.101(2012年12月10日発行号)掲載)
とろけるほど心地良いのに、実に刺激的。2006年のデビュー以来、好事家たちを唸らせ続けているUSの電子音響トリオが待望の新作をリリースした。クラウト・ロック作法を継承したミニマルな音風景は、インナー・トリップ感が抜群。軽やかに疾走するドラムマシーンや叙情味溢れるアコギを導入し、これまでになく起伏に富んだ展開からは耳が離せない。ふと心身が浮遊するような錯覚に陥る、極上のコズミック音楽だ。
bounce (C)北爪啓之
タワーレコード(vol.350(2012年11月25日発行号)掲載)