℃-ute初のセルフカヴァー・アルバム。デビュー当時はまだ小中学生だった、幼さが残るヴォーカルを、黄金期メンバーといわれる現在(2012年時)の5人のメンバーで全て録り直し、サウンドも今の時代に合わせリアレンジ及びリミックス。女性として輝きを増してきた今だから出せる、現在進行形形真骨頂ベスト。 (C)RS
JMD(2012/10/11)
2006年インディーズデビュー、2007年「桜チラリ」でのメジャーデビューから、インディーズ・メジャー合わせて23枚のシングルをリリースしてきた℃-ute。今や数々のアイドルグループの中でも、ボーカル・ダンズ・パフォーマンス含め最強グループとの評価の彼女たちの、セルフカバーアルバムです。デビュー当時はまだ小中学生だった、幼さが残るヴォーカルを、黄金期メンバーといわれる現在の5人のメンバーで全て録り直し、サウンドも今の時代に合わせリアレンジ及びリミックス。ここに来てセールス・評価を伸ばしてきている℃-uteが、女性として輝きを増してきた今だから出せる、現在進行形形真骨頂ベスト。
SONY
発売・販売元 提供資料(2012/09/28)
わざわざ脱アイドルとか野暮を言わなくても、やってること自体が勝手にアーティスティックな行為として認められていくような、そんな境地に足を踏み入れている℃-ute。8~6人時代の11曲をいまの5人でリテイクし、6曲でアレンジも改編されたこのベスト盤は、評価の高いライヴでの姿を音盤化したという意味でも価値のある名品だ。10~14歳の歌を16~20歳が歌い直すだけで印象は当然変わるが、つんく♂特有の詞世界に意識が追いついたのか、初期の曲ほどすんなり響くのがおもしろい。一方、変わらずキュートな“桜チラリ”などでは単純に楽曲の良さを再認識できたり、ここから聴きはじめる人にも届くポイントは多そう。愛理のソロ曲に新生した“江戸の手毬唄II”の暴れん坊なスウィングもすごいよ。すごいわ~。
bounce (C)出嶌孝次
タワーレコード(vol.350(2012年11月25日発行号)掲載)