作曲家であり、ピアニスト、オルガニストそして音楽教育者でもあったリヒャルト・レスラー。彼の孫でありピアニストとしてヨーロッパを中心に活躍するアレクサンダー・レスラーの手により、祖父リヒャルトの名曲が蘇る。今回はレスラーのフルート作品を収録。 (C)RS
JMD(2012/10/18)
作曲家であり、ピアニスト、オルガニストそして音楽教育者でもあったリヒャルト・レスラー。彼の孫でありピアニストとしてヨーロッパを中心に活躍するアレクサンダー・レスラーの手により、祖父リヒャルトの名曲が蘇りました。2012年2月に、ピアノ三重奏曲とヴァイオリン・ソナタを収めたアルバムを発売し、注目を浴びましたが、今回はレスラーのフルート作品を収録。ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団フルート奏者、ヴォルフガング・ブラインシュミットの技が光ります。さまざまな事情から人々から忘れ去られてしまった作品が、再び息を吹き返します。ウィーン楽友協会アーカイヴ・ディレクターも推奨する「だれも知らないクラシック」のレスラー編第2弾の完成です。
〈演奏者プロフィール〉
●ヴォルフガング・ブラインシュミット(フルート)
1967年ウィーン生れ。ウィーンの音楽大学でヴォルフガング・シュルツに師事。1991年優秀な成績で卒業後、すぐにウィーン国立歌劇場管弦楽団と共演する機会に恵まれる。1995年から96年にかけて、ボストン交響楽団の首席フルート奏者を務め、2005年よりウィーン国立管弦楽団のメンバーとなり、2008年からはウィーン・フィルハーモニー管弦楽団の第2フルートおよびピッコロ奏者を務めている。
ヴォルフガング・ブラインシュミットは、現代音楽にも高い興味を示し、ウィーンを拠点に活動する「20世紀アンサンブル」を結成。特にオーストリアの現代作品の解釈では高い評価を得ている。これまでにウィーン室内管弦楽団の首席フルート奏者を10年以上務め、また、世界的ピアニスト、アンドラーシュ・シフによって結成されたアンサンブル「カペラ・アンドレア・バルカ」ともたびたび共演を続けている。これらのアンサンブルやカメラータ・シュルとは、ソリストとしても共演している。現在、最も情熱を注いでいるのが「フィルクラング」で、これは、ウィーン・フィルのメンバーで結成された室内楽アンサンブルである。
カメラータ・トウキョウ
発売・販売元 提供資料(2012/09/26)