Name: コレッリ: トリオ・ソナタ集Op.4(室内ソナタ)
Price: 4590 JPY

商品の情報

フォーマット	CD
構成数	2
国内/輸入	輸入
パッケージ仕様	-

発売日	2012年10月17日
規格品番	GCD921207
レーベル	Glossa
SKU	8424562212077

作品の情報

メイン

演奏者

：

エンリコ・ガッティ (ヴァイオリン, 音楽監督)

アンサンブル

：

アンサンブル・アウローラ

その他

作曲

：

アルカンジェロ・コレッリ

商品の紹介

エンリコ・ガッティのコレッリ新録音! 待望の"トリオ・ソナタ集Op.4"全曲盤!

■バロック・ヴァイオリンの神様エンリコ・ガッティとアンサンブル・アウローラのグロッサ(Glossa)での待望の新録音は17世紀イタリアの傑作。
アルカンジェロ・コレッリ(1653-1713)の「トリオ・ソナタ集Op.4(室内ソナタ)」の全曲録音!!

■コレッリの4つのトリオ・ソナタ集の最後のセットであり、「Op.2」と同じく「室内ソナタ」となる1694年の「Op.4」。
ピエトロ・オットボーニ枢機卿に献呈された「Op.4」で繰り広げられるエンリコ・ガッティの最も新しいコレッリ解釈に期待せずにはいられない。
イタリア・バロックにおけるトリオ・ソナタの頂点の全曲録音が、エンリコ・ガッティとアンサンブル・アウローラという理想的な組み合わせで遂に実現する ――!
東京エムプラス

発売・販売元提供資料（2012/09/28）

収録内容

構成数 | 2枚

合計収録時間 | 01:26:00

『コレッリ:トリオ・ソナタ集Op.4(室内ソナタ)』
【曲目】
ソナタ第6番ホ長調Op.4-6
ソナタ第12番ロ短調Op.4-12
ソナタ第4番ニ長調Op.4-4
ソナタ第5番イ短調Op.4-5
ソナタ第1番ハ長調Op.4-1
ソナタ第10番ト長調Op.4-10
ソナタ第3番イ長調Op.4-3
ソナタ第8番ニ短調Op.4-8
ソナタ第7番ヘ長調Op.4-7
ソナタ第9番変ロ長調Op.4-9
ソナタ第2番ト短調Op.4-2
ソナタ第11番ハ短調Op.4-11
【演奏】
エンリコ・ガッティ(ヴァイオリン&音楽監督)
アンサンブル・アウローラ〔ロゼッラ・クローチェ(ヴァイオリン)、ジュディス=マリア・ブルムステルベリ(チェロ)、ガブリエレ・パロンバ(アーチリュート)、ファビオ・チオフィーニ(チェンバロ)〕
【録音】
2012年6月、テアトロ・クチネリ(ソロメオ/イタリア)

1.

[CD]
- 1.
  
  Trio Sonata No. 6, Op. 4/6: Preludio
- 2.
  
  Trio Sonata No. 6, Op. 4/6: Allemanda
- 3.
  
  Trio Sonata No. 6, Op. 4/6: Giga
- 4.
  
  Trio Sonata No. 12, Op. 4/12: Preludio
- 5.
  
  Trio Sonata No. 12, Op. 4/12: Allemanda
- 6.
  
  Trio Sonata No. 12, Op. 4/12: Giga
- 7.
  
  Trio Sonata No. 4, Op. 4/4: Preludio
- 8.
  
  Trio Sonata No. 4, Op. 4/4: Corrente
- 9.
  
  Trio Sonata No. 4, Op. 4/4: Adagio
- 10.
  
  Trio Sonata No. 4, Op. 4/4: Giga
- 11.
  
  Trio Sonata No. 5, Op. 4/5: Preludio
- 12.
  
  Trio Sonata No. 5, Op. 4/5: Allemanda
- 13.
  
  Trio Sonata No. 5, Op. 4/5: Corrente
- 14.
  
  Trio Sonata No. 5, Op. 4/5: Gavotta
- 15.
  
  Trio Sonata No. 1, Op. 4/1: Preludio
- 16.
  
  Trio Sonata No. 1, Op. 4/1: Corrente
- 17.
  
  Trio Sonata No. 1, Op. 4/1: Adagio
- 18.
  
  Trio Sonata No. 1, Op. 4/1: Allemanda
- 19.
  
  Trio Sonata No. 10, Op. 4/10: Preludio
- 20.
  
  Trio Sonata No. 10, Op. 4/10: Grave
- 21.
  
  Trio Sonata No. 10, Op. 4/10: Tempo di Gavotta

2.

[CD]
- 1.
  
  Trio Sonata No. 3, Op. 4/3: Preludio
- 2.
  
  Trio Sonata No. 3, Op. 4/3: Corrente
- 3.
  
  Trio Sonata No. 3, Op. 4/3: Sarabanda
- 4.
  
  Trio Sonata No. 3, Op. 4/3: Tempo di Gavotta
- 5.
  
  Trio Sonata No. 8, Op. 4/8: Preludio
- 6.
  
  Trio Sonata No. 8, Op. 4/8: Allemanda
- 7.
  
  Trio Sonata No. 8, Op. 4/8: Sarabanda
- 8.
  
  Trio Sonata No. 7, Op. 4/7: Preludio
- 9.
  
  Trio Sonata No. 7, Op. 4/7: Corrente
- 10.
  
  Trio Sonata No. 7, Op. 4/7: Grave
- 11.
  
  Trio Sonata No. 7, Op. 4/7: Sarabanda
- 12.
  
  Trio Sonata No. 7, Op. 4/7: Giga
- 13.
  
  Trio Sonata No. 9, Op. 4/9: Preludio
- 14.
  
  Trio Sonata No. 9, Op. 4/9: Corrente
- 15.
  
  Trio Sonata No. 9, Op. 4/9: Grave
- 16.
  
  Trio Sonata No. 9, Op. 4/9: Tempo di Gavotta
- 17.
  
  Trio Sonata No. 2, Op. 4/2: Preludio
- 18.
  
  Trio Sonata No. 2, Op. 4/2: Allemanda
- 19.
  
  Trio Sonata No. 2, Op. 4/2: Grave
- 20.
  
  Trio Sonata No. 2, Op. 4/2: Corrente
- 21.
  
  Trio Sonata No. 11, Op. 4/11: Preludio
- 22.
  
  Trio Sonata No. 11, Op. 4/11: Corrente
- 23.
  
  Trio Sonata No. 11, Op. 4/11: Allemanda

カスタマーズボイス

総合評価

5.0

★★★★★

（1）

評価する：

★★★★★

カトリーヌやキャサリンたちさん

投稿日：2024/02/29

コレッリを寵愛したピエトロ・オットボ―ニ枢機卿への献呈作品。期待を遥かに上回る美しい演奏。装飾音及びDouble(恐らく、和声進行に沿う旋律的即興を加えた変奏)はE.ガッティ氏による。

ヴェネチアの名家出身のオットボ―ニ枢機卿の初見は、この芸術の大パトロンの姓を冠したアンサンブルのアルバムジャケットから。倪下の支援を受けた、ヴェネチア共和国領出身のF.トレヴィザ―ニによる肖像画をデザイン。教会の威厳の標のビレッタ帽と合唱衣装の装着姿と思われる。

父スカルラッティの略歴を見ると、倪下自らオペラの台本を書いていたので興味を持つ。ヘンデルと息子スカルラッティの鍵盤試合は、倪下のロ―マの(カンチェッレリア?)宮殿に於いて。

職歴の内容を未だ掴めず残念。基礎知識不足に加え、自分の関心のある点に傾注して、要点を押えることが疎かなため、全体像や大切な部分が繋がるのに時間がかかってしまうからだと思う。触れた資料の量も不足。

ブックレットの他、高階秀爾『芸術のパトロン』を読む。紙幅からか、オットボ―ニ枢機卿には言及がなく、以下が参考点。“高度に人文主義的教養を備えたかぎられた知識人たちのためばかりでなく、もっと一般的なレヴェルで「楽しませつつ教える」というのが、バロックの基本的な理念のひとつだったからである。それはもちろん、トレント宗教会議(1545~63年)がもたらした大きな成果であった。…「われわれの〈救い〉の神秘の物語を絵画その他の手段で表現することにより、民衆が信仰の条項をたえず思い起こし、心にかけるように教化育成すること」という宗教会議の決定は、バロック美術の発展をうながす大きな原動力となった。“教皇庁の町ロ―マの特殊性は、その実質的な支配者である教皇が、いつ、どこから来るからわからない点にある。…例えば、小さい国に分裂していたイタリア半島においては郷党意識が強いから、新しい教皇や枢機卿は同国人を好む傾向が強い。”

実父の妹の結婚相手、つまり叔母の夫は、化粧品会社に入社し、美術館運営や文化・芸術分野を積極的に支援する企業ゆえ、最後は伝統文化振興財団にて退職を迎えた。理系の人だったので、勤め人として役職を果たしていたらしく、あまり詳しくは聞けないまま、3人とも鬼籍に入ってしまった。

Pietro Ottoboni枢機卿の祥月命日(1740年2月29日)に。