ブラック・ミュージックを昇華した三浦淳悟(Ba.)と河村俊秀(Dr.)による武骨でブッといオリジナル・グルーヴに、長岡亮介(Vo.&Gt.)のトリッキーで癖になるギタープレイ&甘くセクシーな唄声で想像力を駆り立てられる詩的な歌詞がバンドの骨格。欧米のポスト・ロック以降の現在進行形インディー・バンドに呼応するカッティング・エッジなオルタナ・サウンド。ポスト・ロック、オルタナ・カントリー、ジャム・バンド、ニュー・ウェイヴ・ファンク、ジャズ、サイケデリック・ロックなどなど、多彩な音楽バックグランドを連想するも、演奏力高く繰り広げられる完成された音の世界感は完全にオリジナル。今作アルバムは発売日よりの全国流通。まさに待望とはこのことです!
発売・販売元 提供資料(2012/09/19)
ジャズ・レーベルからリリースされていてもおかしくないような、素晴らしい内容だ。元・東京事変の長岡亮介(ヴォーカル/ギター)を中心とした3人組から、初の全国流通盤となるミニ・アルバムが届いた。ジャズ・ファンクやフュージョン、ニューウェイヴなど楽曲から滲む音楽的なキーワードはいくつもある。ファルセットを活かした長岡のソウルフルなヴォーカルは申し分のない表現力があるし、しなやかなリズムが支えるアンサンブルも安定感抜群だ。また、ナイト・クルージング感溢れるメロウな“エイシア”や、アグレッシヴなファンク・チューン“止まれ見よ”で見せるリフの多用に頼らない構成には驚くばかりで、洒落ていて構築力のあるコンポーズには舌を巻く。ジャガ・ジャジストあたりと共演してほしい。
bounce (C)岡村詩野
タワーレコード(vol.350(2012年11月25日発行号)掲載)