お取り寄せの商品となります
入荷の見込みがないことが確認された場合や、ご注文後40日前後を経過しても入荷がない場合は、取り寄せ手配を終了し、この商品をキャンセルとさせていただきます。
フォーマット |
CD |
---|---|
構成数 |
1 |
国内/輸入 |
国内 |
パッケージ仕様 |
- |
発売日 |
2012年11月03日 |
---|---|
規格品番 |
BRC-355 |
レーベル |
|
SKU |
4523132710556 |
構成数 | 1枚
合計収録時間 | 00:51:10
-
1.[CD]
-
プリンス系のひしゃげたドラムがペシャペシャと打ち付けられるなか、性急なギターがブリブリ駆け巡る先行シングル“Strawberry Shake”の変態ぶりに悶絶した人も多いだろう。相変わらずポップなんだけど、いわゆる〈ポップ・サウンド〉とはまるで違ったヴェクトルに進んでいるポップ・リーヴァイ。L A在住のUKロッカーが4年ぶりとなるニュー・アルバム『Medicine』を引っ提げて戻ってきた。その曲のPVでは、アンディ・ウォーホルも真っ青のアヴァンギャルドなポップアートを展開。こりゃ素直にカッコ良いぞと認めるしかない。しかし、なぜ4年も掛かったのか。本人いわく〈自分のなかにある別の人格でレコーディングしてから普段の自分に戻り、その後ずっとひとりでセッションを続けていたんだ〉とのこと。いまひとつチンプンカンプンな説明だが、アルバムの音を聴いてみれば、結構頷けるかもしれない。ノルウェー、ギリシャ、L Aのホーム・スタジオでレコーディングしたという本作は、分裂症的でありながらも、ピシっと一本筋が通っている。ブルース、ファンク、ガレージ・ロックに、サイケ、ブギー、ゴーゴー、エレポップとキーワードだけを書き連ねると実に多様に聞こえるものの、彼のエキセントリックなヴォーカルが牽引していく形で、どんなスタイルであろうと自分のカラーに染め上げてしまう。そのあたり、やはりプリンス殿下に通じるカリスマ性を感じてしまうのだが、同じようにひたすらギターをひとりでバリバリ弾きながら歌う姿からは、彼自身が敬愛するというマーク・ボランの面影や、もっと最近の人に例えるならばジャック・ホワイトの面影が浮かび上がってくる。具体的に書くと、痛快ブギーなメロディーセンスはT・レックス譲りだし、ささくれ立ったポップ感覚はホワイト・ストライプス譲りといった見方もできそうだ。前作『Never Never Love』のジャケ写では女物の着物を羽織っていた彼だが、普段からそういう服装をすることも多く、既成概念を捻じ曲げたいのだとか。そういう意味ではこの新作も同様の目的を果たしている。〈ポップソングなんて……〉と思っている人にこそ聴いてほしい。なぜなら、これは〈ポップ〉の既成概念をあっさり捻じ曲げてくれるに違いない一枚だからだ。
bounce (C)村上ひさしタワーレコード (vol.349(2012年10月25日発行号)掲載)
UKカルト・ロック・スターの3rd。プリンスからマーク・ボランまで、音楽史に残る偉人たちへの異常な愛情を突出したソングライティング・センスと高い演奏能力!絡みつくファンクネス、踊りださずにはいられない8ビートに、サイケ、ガレージ、パンクな即死必至のギター・リフの雨あられ! シャウトしたかと思えば、号泣必死の名バラードもしれっと収録。最高です!
欲しい物リストに追加
コレクションに追加
サマリー/統計情報
お早めのご注文で発売日前日にお届けいたします
山口県・四国・九州・沖縄県
フラゲ注文受付期間は地域によって異なります。
お住まいの地域をご確認ください。
発売日前日
にお届けします発売日当日
にお届けしますフラゲ注文受付期間は地域によって異なります。
お住まいの地域をご確認ください。