リアルでダイナミックなロック・サウンドとアグレッシヴなヘヴィネス、そして時に激しく放たれ、時に繊細に奏でられるボーカル・ワーク。現代を代表する稀有の才能を持つカリスマ的フロントマン、コリィ・テイラー率いるストーン・サワーが、遂に最新作を完成させた! 本作は、「パート1」という言葉が物語っている通り、『SEVEN DEADLY SINS』という著書でベストセラー作家の仲間入りを果たしたコリィ・テイラーの手による壮大なコンセプト・ストーリー『ハウス・オブ・ゴールド・アンド・ボーンズ』の前半を語る作品となっている。全23曲からなるその物語の前半11曲を収録したのが本作品である。今作はデイヴィッド・ボットリル(ミューズやトゥール、ステインドなどを手掛ける)をプロデューサーに迎えて、地元アイオワで制作。2012年初頭、スリップノットとしての活動がひと段落した段階でコリィは家にこもり、15曲のデモを制作し、この物語を書き始め、その15曲を元に、メンバー全員でその楽曲の骨子を発展させ、新作に対するより鮮明なヴィジョンを持ってレコーディングに臨んだという。さらにボットリルと共にその骨子となる楽曲達を23の曲へとより発展させ、3ヶ月で2枚分の作品のレコーディングを完成させた。壮大な物語と、その類まれなる才能の全てを注ぎ込んで創り上げられたこの渾身の最新作。全世界のロック・ファンを狂喜乱舞させる、この凄まじき作品で、ストーン・サワーは更なる高みへと登り詰めていくのだ…!
発売・販売元 提供資料(2012/09/25)
ベストセラー作家という肩書も持つスリップ・ノットのコリィ・テイラー。彼の率いるストーン・サワーが2部完結のコンセプト・アルバムを発表した。叫び声を交えた情感たっぷりのヴォーカルにコリィの新たな魅力を発見できるし、全面参加したレイチェル・ボラン(スキッド・ロウ)による抜けの良いベース音もスラッシーな楽曲と相性バッチリだし、これはイイ! 来年予定の後編がいまから待ち遠しいではないか!
bounce (C)山口コージー
タワーレコード(vol.350(2012年11月25日発行号)掲載)