ファン待望のジャヴァン2012年作。全カバー曲に挑んだスタジオ前作「ARIA」(2010)そしてライブ盤「ARIA - AO VIVO」(2012)と、精力的にリリースを重ねるカリスマだが、収録すべて新曲のフル・オリジナル・アルバムとしては、自身のレーベル"LUANDA"を立ち上げた2007年の「MATIZES」以来、実に5年ぶりとなる通算21作目。鮮やかなコード進行と、独特の節回しによるメロディー、そして軽快でありながら心の奥深くまで入り込んでくるメロウ・アレンジの妙・・・ジャヴァンにしかできないヴォーカル・サウンドの世界観は、さらに円熟の極みへと昇華。ナチュラルなスタンスの中に、確かなメッセージを湛えた全書き下ろしの13トラックは、往年のジャヴァン・ナンバーを踏襲しつつ、今の彼の創造性を映し出している。9曲目"VIVE"のみ、親交の深いマリア・ベターニアの2012年発表作 "Oasis de Bethania"に提供した楽曲。今回は、作者ジャヴァン本人のセルフ・カバーが楽しめるハイライトの一つだ。柔らかいアコースティック・ギターのカッティングを中心としたリズム・セクションに、ジェッセ・サドッキ(Jesse Sadoc - flh, tp)、マルセロ・マルティンス(Marcelo Martins - ts)といった、近年のジャヴァンのサウンドを支えてきた名手のホーン・アクセント、そして滑らかなエレピのフレーズが彩りをもたらし、唯一無二のジャヴァン・サウンドに仕立て上げている。一聴して「やはり・・・ジャヴァンは素晴らしい・・・」と、自然に思わせてくれる音であることは疑いない。すべてのブラジル・リスナー必須の2012年MPBシーンの最重要作品!
発売・販売元 提供資料(2012/09/10)
MPBを代表するシンガー・ソングライターが、オリジナル盤としては5年ぶりとなる新作を発表。さりげなく聴こえるも奥深いメロディーとグッとくる歌い回し、ナチュラルでしなやかな歌声、柔らかな感触のメロウなアレンジ──〈やっぱりジャヴァンは最高!〉と感嘆させられる内容だ。ブラジル音楽ファンだけでなくAOR~ジャズ好きもハマるであろう、洗練の極みを尽くした円熟のサウンドを堪能できます!!
bounce (C)ダイサク・ジョビン
タワーレコード(vol.350(2012年11月25日発行号)掲載)