ノース・カロライナ出身のフォーク・ロック・バンドThe Avett Brothers。Seth Avett(vo, g, piano, ds, per)、Scott Avett(vo, banjo, harmonica, g, piano, ds, per)のAvett兄弟とBob Crawford(vo, b, per)、Joe Kwon(cello)、Jacob Edwards(ds)による5ピース・バンド。2002年にアルバム・デビュー。フォーク/カントリーをベースにしつつ、パンク/ロックンロールのスピリットを併せ持つ彼らのサウンドは、徐々に人気を拡大。そして2009年の『I and Love and You』はTime Magazineのレヴューで"2009年で10指に入る傑作!"と称賛されたように評論家筋で高く評価されたばかりでなく、全米チャートで16位を記録する大ヒットを飾り、リスナーの心もがっちりつかみ取った。昨2011年のグラミー賞でも熱いパフォーマンスを披露し、全米で話題となった。本作はその『I and Love and You』以来3年ぶりの6thアルバムとなる。プロデュースはロック・シーンの大重鎮Rick Rubin。全曲、Avett強打を中心とするソングライティング。本作が2012年最注目の1枚になるのは間違いない!
発売・販売元 提供資料(2012/08/10)
その激しいパフォーマンスで、マムフォード&サンズと並ぶ現在最高峰のフォーク・バンドとしての地位を獲得したアヴェット・ブラザーズの新作。前作でロック・バンドとしてのポテンシャルの高さを示したが、今回は元々のブルーグラス出身者としての才能を遺憾なく発揮。歌やコーラス、メロディの美しさで聴かせる傑作に。一方チャド・スミスもドラムで参加するなど、熱いナンバーももちろんあり。プロデュースは今回もリック・ルービン。
intoxicate (C)杉山文宣
タワーレコード(vol.101(2012年12月10日発行号)掲載)
マムフォード&サンズやボブ・ディランとの共演に〈フジロック〉をはじめとする巨大フェスへの参加を経て、3年ぶりの新作がお目見え。兄弟ならではの息ピッタリなコーラスとバンジョーを前に立てたまったり曲の出来は言わずもがな、パンク味を加えたノリの良いブルーグラス・ナンバーがとにかく素晴らしいですね。プロデュースはリック・ルービンで、自身最高位となる全米4位を記録済み。
bounce (C)室木雄太
タワーレコード(vol.350(2012年11月25日発行号)掲載)