米マサチューセッツ州ボストンにて1990年に結成されたカオティック・ハードコアの最高峰4人組バンド、コンヴァージの3年ぶり(2012年時)通算8枚目となるアルバム。カート・バロー(g)がプロデュースを手掛け、五臓六腑を鷲掴みにする凄まじい音楽的破壊力と高い演奏力を見せつける作品。 (C)RS
JMD(2012/09/03)
カオティック・ハードコアの最高峰バンド「コンヴァージ」の3年ぶり8thアルバム!その激しさの中に美を湛えた究極の前衛アート・サウンドは全世界から高い評価を受けており、01年の4th『Jane Doe』は、音楽サイトSputnikmusicで"この10年間のベスト・アルバム"に選ばれ、日本でも"脅威のマスターピース"と各メディアで絶賛、その後エピタフへ移籍し09年にリリースされた前作『アックス・トゥ・フォール』は「『Jane Doe』をも超える"コンヴァージ史上最高傑作"と評された。五臓六腑を鷲掴みにする凄まじい音楽的破壊力と高い演奏力で、作品毎に限界の壁を突き破る彼らは、今作もカート・バロー(g)がプロデュースを手掛け、万全の態勢で産み落とされる―。
発売・販売元 提供資料(2012/07/27)
みずから確立したカオティック・ハードコアの限界を押し広げ続ける帝王・コンヴァージが、人工的なディストーションを排してオーガニックな質感にこだわったという8作目。その研ぎ澄まされたサウンドの破壊力・貫通力は凄まじく、冒頭を飾る“AimelessArrow”の最初のギターの一音から背筋が凍り、頭をガツンと殴られたような衝撃が走る。究極のさらにその先へ--彼らはいったいどこまで行ってしまうのか。
bounce (C)粟野竜二
タワーレコード(vol.349(2012年10月25日発行号)掲載)