1999年に発売した『GCS 2000』から実に13年。待望の新作はゲストに長年の友人であるプリンスや(4)(5)(11)、ラファエル・サディークがグラハムの妻ティナとデュエットした(13)で参加。スティーヴィーのカバー(8)や、(3)(7)(12)といった過去曲のリマスターも収録したラリーの集大成的一枚に。ラリー印たっぷりの(2)で聴けるゴキゲンなスラップ・ベースは最高!
タワーレコード(2012/09/27)
超弩級ファンク・グループ、ラリー・グラハム&グラハム・セントラル・ステーションの13年ぶり(2012年時)のアルバム。プリンスとラファエル・サディークをゲストに迎え、オリジナル人気曲のリメイクやスティーヴィー・ワンダーのカヴァーも収録。スラップ・ベースの開祖としても知られるラリー・グラハムのグルーヴ溢れるスラップも魅力。 (C)RS
JMD(2012/08/09)
14年ぶりのアルバムなのだが、ブランクなどお構いなしにビシビシ弾かれるベースもウィルトン・ラブを中心とするオークランド勢のプレイも快調そのもの。テイマーの名もあるから録音時期は不明ながら盟友プリンスが3曲で援護し、スライっぽい終曲にはラファエル・サディークも飛び入り。野太い声で切々と披露される“Hold You Close”や初期GCSを思わせるアカペラに、ゴスペルに根差した歌へのこだわりも滲ませた快作だ。
bounce (C)出嶌孝次
タワーレコード(vol.349(2012年10月25日発行号)掲載)