2007年、J・マスキス、ルー・バーロウ、マーフのオリジナル・メンバーで奇跡の再結成を果たしたダイナソーJrが3年振り通算10作目となるニューアルバムをリリース!!!早い段階でルー自身の公式ツイッターでレコーディングの模様が発表されていた本作(あまりの実況中継っぷりに取り巻きに注意されるという珍事も…)が遂にベールを脱ぐ。掻き鳴らされ歪み倒すJのギター、エモーショナルに唸りまくるルーのベース、息がピタリとあった熱いマーフのドラムが重なり合い濃厚なダイナソー・サウンドが完成。本作でもいつもの“お約束”ルーがメインボーカルを取る楽曲が収録されており、ファン垂涎盤になること間違いなし!2012年、ソニック・ユースのリー・ラナルドによる“キャリア初”ソロ・アルバムやレッド・クロスの15年振りの復活作が発表されるなど、オルタナ界隈が活気付くなか遂に本命バンドが動き出す!
発売・販売元 提供資料(2012/07/12)
〈無気力大王〉という異名とは裏腹に、最近のJ・マスシスは実に精力的だ。前作から3年ぶりとなるアルバムだが、Jはその間にソロやサイド・プロジェクトで4枚もの作品をリリースするという絶倫ぶり。好き放題な課外活動のおかげか、本作にはまるでブレのない、紛うことなきダイナソー・サウンドが炸裂している。哀愁と倦怠を孕んだ爆音ギター・ソロの向こうに、いつにも増して熱い感情と気合いが垣間見られる快作だ。
bounce (C)北爪啓之
タワーレコード(vol.348(2012年9月25日発行号)掲載)