| フォーマット | DVD |
| 発売日 | 2012年09月07日 |
| 国内/輸入 | 国内 |
| レーベル | アップリンク |
| 構成数 | 1 |
| パッケージ仕様 | - |
| 規格品番 | ULD-620 |
| SKU | 4932487026203 |
構成数 : 1枚
合計収録時間 : 00:55:00
批判にさらされながらも決して屈することなく人類の健康と環境の危機を訴えたレイチェル・カーソン
「彼女がいなければ、環境運動は始まることがなかったかもしれない」
映画『不都合な真実』がきっかけで、ノーベル平和賞を受賞したアル・ゴア元アメリカ副大統領が賞賛した女性、レイチェル・カーソン。彼女は1962年に出版されベストセラーとなった著書『沈黙の春』の中で、世界で初めて化学物質が環境に与える危険性を告発。この本をきっかけに、アメリカ政府はDDT(有機塩素系の殺虫剤、農薬)の使用を禁止する法律を制定するなど、国家をも動かすインパクトを全米に与えた。しかし、一部のメディアや化学薬品産業からの批判にさらされ、彼女の主張が不都合な人々によって、「ヒステリックな女性」と呼ばれながらも、決して屈することなく人類の健康と環境の危機を訴えた。
カーソンが余生を送ったメイン州の海岸にあるコテージを訪れ、豊かな自然の中で甥のロジャーと過ごした日々を美しいドキュメンタリー・タッチで再現
本作は、彼女の遺作となった『センス・オブ・ワンダー』の映画化である。地球と生命を愛したレイチェル・カーソンが、最後に伝えたかった“神秘さや不思議さに目をみはる感性(センス・オブ・ワンダー)”の大切さが詰め込まれたこの映画は、もとは主演女優のカイウラニ・リーが、18年もの間カーソンのメッセージを伝えるため脚本を執筆し、カーソンの最後の1年を演じてきた一人芝居『センス・オブ・ワンダー』であった。
「自然と触れ合えば皆、自然と恋に落ちる。それこそが地球を守る唯一の方法であるということを、多くの人に伝えたくてこの舞台を始めた」とリーが語るように、この一人芝居は愛知万博でも上演されるなど、世界的な広がりをみせている。
そして、どうしてもこの舞台を映画化したかったというリーは、カーソンの友人たちのアドバイス、そしてレイチェル・カーソン文芸財団の許可のもと、監督のクリストファー・マンガー(『ウェールズの山』/09)と共に、カーソンが穏やかに余生を送ったメイン州の海岸にあるコテージを訪れ、豊かな自然の中で甥のロジャーと過ごした日々を美しいドキュメンタリー・タッチで再現した。
原題 A SENSE OF WONDER
2011年2月26日日本公開

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