2010年結成、ロンドンを拠点に活動する4人組バンド、ザ・ヴァクシーンズのアルバム。プロデュースにイーサン・ジョーンズ(Kings Of Leon、Ryan Adams)を迎えた彼らの意欲作。 (C)RS
JMD(2012/06/28)
2010年6月結成、ロンドンを拠点に活動する4人組。UKの長寿音楽TV番組「'Later' with Jools Holland」(BBC)にシングルを含む一切のリリースを前にして出演した初めてのバンドとしてメディアのみならずジョニー・マー(元ザ・クリブス、元ザ・スミス、元モデスト・マウス)など著名アーティストからも早くから注目される。そんな中、シングル・リリースを経てたったの2週間で制作したデビュー・アルバム『ワット・ディジュー・エクスペクト・フロム・ザ・ヴァクシーンズ』がUKで初登場4位を記録し、プラチナ・ヒットを達成。その成功を受けて2012年NME AWARDSのBEST NEW BAND、XFMのNew Music Awardを受賞するなどUKシーンの注目を一手に受けていると言っても過言ではない状況になっている。その後も2012年5月に新人としては異例スピードで各会場、数千人規模のアリーナ・ツアーを成功裏に終える。プロデュースにイーサン・ジョーンズ(Kings Of Leon、Ryan Adams)を向かえたバンドの意欲作が早くもリリース。
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発売・販売元 提供資料(2012/06/22)
鮮烈なデビューから1年半、早くも2作目が完成です。プロデューサーにキングス・オブ・レオンなどで知られるイーサン・ジョーンズを迎え、50s~60sのロックンロールやガレージ・ロック愛をストレートに披露。勢いだけで突っ走った前作の雰囲気を残しつつ、ぶっきらぼうだったり、ガナったり、朗らかだったりと、ヴォーカル表現の幅が広がったことで、新たな魅力を放出しています。着実にステップアップしましたね。
bounce (C)柴田かずえ
タワーレコード(vol.348(2012年9月25日発行号)掲載)