ルーシー・ローズはイギリス中部のウォリックシャー州で育った。現在23歳。シングル「Middleof the Bed」「Scar」「Red Face」「Bikes」4作をリリースしてきたが、今やイギリス国内の著名なライブハウスを満員にし、入りきれないオーディエンスが外にあふれるまでになっている。シェイクスピアを生んだことで知られる中部ののどかなウォリックシャーから、ギターを抱えてロンドン行きの電車に乗ったことから彼女の旅は始まる。大きな街、慌ただしい時間にのまれそうになりながら、毎晩オープンマイクで歌い、様々な人に出会い、その中には今の彼女を支えてくれる人々もいて・・・、次第に彼女の唄が聴く人の乾いた心に水を与えるように広がり続け、口コミでシンガー・ソングライター、ルーシー・ローズの名前は広がっていった。レコード契約が決まる以前から、ファッションはじめ各方面で人気セレブ・パーソナリティとして知られるファーン・コットンが自身のラジオ番組で「Middle of the Bed」「Scar」を大絶賛したことに始まり、UKの人気音楽雑誌The Flyの2012年1月号の表紙を飾り、Sunday Times、NME、Daily Mirror、Music Weekといった有力紙(誌)からも絶賛のコメントが続々と続いた。いよいよレコード契約が決まったサード・シングル「Red Face」あたりよりラジオでヘビー・ローテーションされるようになっていく。レコーディングは彼女の故郷ウォリックシャーの実家で、いつも彼女がギターを弾いていた地下の部屋をスタジオに見立て、参加ミュージシャンやプロデューサーのチャーリー・ヒューガル等と合宿状態で行われた。結果的に彼女のパーソナルな部分を大きく引き出した作品に仕上がった。コルビー・キャレイ、ロシアン・レッド、コリーヌ・ベイリー・レイ、リサ・ローブ、ファイストなどお好きな方にオススメ。ちなみに音楽性もさることながら、こうした独自の世界観を表現できる女性アーティストには欠かせないルックスのキュートさももちろん折り紙つき!!
発売・販売元 提供資料(2012/08/31)
Like I Used To is the debut album from British singer/songwriter Lucy Rose. Recorded with Charlie Hugall (Ed Sheeran, Delilah) at her parents home in Warwickshire, England, the album sees Rose deliver a collection of folk-infused pop songs in the vein of Bombay Bicycle Club, Noah and the Whale and Broadcast 2000.|
Rovi
UKはウォリックシャー出身のシンガー・ソングライターによる初作。ローラ・マーリングに続く英国女流フォークの新世代といった感のあるルーシー嬢だが、その歌声は何とも可憐で柔らか。隣にいる誰かに向かって囁いているような〈寄り添い系のヴォーカル〉がイイ。アコギ主体の穏やかなスロウが目立つが、マムフォード&サンズに通じる疾走感を持った“Bikes”など開かれたポップ路線も良好で、広い層に受け入れられるはず。
bounce (C)内本順一
タワーレコード(vol.349(2012年10月25日発行号)掲載)