“走り”を棄ててしまえば、人生はただの冗談でしかなくなる-。
当時25歳・長崎俊一の35mmデビュー作! 80年代の混沌にATGの存在意義を叩き付けた野心作!!
発売・販売元 提供資料(2012/12/19)
日本大学藝術学部映画学科在学時に内藤剛志たちと作った『ユキがロックを棄てた夏』がPFFの前身の映画展で入賞し、ATG製作で80年に撮影を開始するも、2/3ぐらいをとり終えたところで事故で入院を余儀なくされ、当初完成は無理と思われたが、熱意で完成にもっていった、長崎俊一監督26歳時の初劇場用長編『九月の冗談クラブバンド』。事故前・事故後に撮影されたテンションの異なったフィルムが混在し、アンバランスなものとなったと言われているが、その空気感も含めた熱意を作品より感じたい。仲間の徹司(加賀山伸)が事故死し、暴走族から足を洗い、スナック「冗談クラブ」のマスターをするリョウ(内藤剛志)。徹司の彼女だったレイ子(伊藤幸子)も会社勤めを始め、職場の上司・羽根(室田日出男)にあこがれるが、彼は暴走族狩りに執念を燃やしていた。徹司の一周忌が近づくにつれ、かつての仲間はリョウに復帰を促すが…音楽は宇崎竜童。ATG映画では、本作の他に『ミスター・ミセス・ミス・ロンリー』『TATTOO<刺青>あり』といった作品も担当している。本作公開後、長崎俊一は日本人初のサンダンス・インスティテュートへの研修参加となっている。 (C)馬場敏裕
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