先の歴史的名盤『ドープスモーカー』(DYMC-165)新装再リリースや欧米での再結成ツアーが大きな話題を呼んでいる伝説的ヘヴィロック・バンド: スリープの頭脳として、あるいは偉大なるギター神ワイノやメルヴィンズ/ニューロシスのメンバーと組むスーパー・グループ:シュラインビルダーの活動でその名を知られるアル・シスネロスが、メイン・バンドとして率いる"OM(オム)"の最新作登場!ベース+ヴォーカル/ドラムというデュオ編制で反復フレーズと祈りのような歌を奏で、聴く者を深く澄んだ精神世界の旅へと誘うオムは、ドゥーム/ヘヴィロック界の最重要バンドのひとつと捉えられている。しかし、その音楽性はあまりにも幅広く、ドゥーム界隈のみならずいわゆるオルタナ/インディ・シーンでも熱狂的な支持を得る。『ピルグリミッジ』(DYMC-046/'07年)はMojo誌にて見事<Underground album of the year>に輝き、期間限定で復活したあのSub Pop Singles Club ver3.0の第1弾に迎えられたり、現在はシカゴの老舗ドラッグ・シティに在籍したりと、支持層は幅広い。本作はここ数作でタッグを組んだスティーヴ・アルビニも制作に参加しつつ、31ノッツのメンバーであり、ディアフーフを手掛けたことでも知られるジェイ・ペリッチと共にレコーディング。これまでの路線を踏襲しながら、ダイナミックにうねるサウンドは静から動へと自在にたゆたう。唯一無二の神秘性は勿論健在だ。
発売・販売元 提供資料(2012/06/27)