キース・ジャレット伝説のグループ“ヨーロピアン・カルテット”の未発表音源。1979年4月に「ビロンギング・イン・コンサート」と称し、日本国内で13公演を行った際に東京の中野サンプラザでレコーディングした未発音源、充実の2枚組！キース・ジャレットは、1971年にマイルス・デイヴィスのグループを脱退すると、1970年代は『フェイシング・ユー』や『ケルン・コンサート』に代表されるソロ・ピアノでの活動と並行して、2つのカルテット（4人編成）によるバンドでの活動を行っていました。1つはインパルス・レーベルにおけるアメリカで活動したカルテットで俗称“アメリカン・カルテット”。もう1つはECMレーベルにて、ヤン・ガルバレク、パレ・ダニエルソン、ヨン・クリステンセンとヨーロッパで活動したカルテットを“ヨーロピアン・カルテット”と呼んでいます。双方、性質の異なる音楽性で、“アメリカン”は激しいテンションの演奏が多く、“ヨーロピアン”は静謐で叙情的な演奏が中心になっています。キースはこの2つのカルテットを使ってその才能の2面性を存分に発揮しましたが、日本においては、より“メロディアス”と称されるヨーロピアン・カルテットの人気が高いとも言われています。過去『パーソネル・マウンテンズ』という、ヨーロピアン・カルテットによる東京でのコンサートを収録したアルバムがリリースされていますが、その続編ともいうべき本作品は、キース本人が「ダイナマイト」と称するほど素晴らしい内容で満を持してのリリースになります！
ユニバーサル

発売・販売元 提供資料 （2012/06/08）

キース･ジャレット伝説のグループ"ヨーロピアン･クァルテット"の未発表音源集。1979年4月に"ビロンギング･イン･コンサート"と称し、日本国内で13公演を行った際に東京･中野サンプラザでレコーディングした未発音源を収録。 (C)RS

JMD （2012/06/14）