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さよならアメリカ、さよならニッポン

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フォーマット 書籍
発売日 2012年06月25日
国内/輸入 国内
出版社白夜書房
構成数 1
パッケージ仕様 -
SKU 9784861919077

構成数 : 1枚
目次 : 第1章 解放の音楽 ●黒沢明、笠置シヅ子と占領下の日本における自由への道
第2章 美空ひばりの位置づけ ●アジア人たちはどこに行った?
第3章 ミステリー・プレーン ●坂本九とロカビリーの翻訳
第4章 体制内での仕事 ●グループ・サウンズとノイズに秘められた商業的、革命的な可能性
・ケース1:寺内タケシ
・ケース2:かまやつひろし(スパイダーズ)
・ケース3:大口広司(テンプターズ)
第5章 ニュー・ミュージックと否定の否定 ●はっぴいえんど、荒井由実とイエロー・マジック・オーケストラ
第6章 イエスと言える日本 ●バブル後経済におけるバブルガム・ミュージック

  1. 1.[書籍]

J-POP、その発生の起源と源流を「はっぴいえんど」を中心に解析した、
日本近代文学専攻のシカゴ大教授による、一大戦後日本ポピュラー史研究!
戦後日米間の文化的時差を埋める画期的な論考!


『さよならアメリカ、さよならニッポン』は各章で、きわめて理論的なレンズを通して単一のジャンルを分析する――解放と音楽の関係/音楽の評価に文化的な位置づけがおよぼす影響/世界中に音楽のジャンルを発信する際に翻訳が果たす役割/音楽におけるノイズの位置と歴史的な変化との関係/本物と模倣のイデオロギー間にある希薄なつながり/商業的成功と芸術性の関係/メロドラマの機能。最後にボーダッシュは、近年における日本のポップ・ミュージック文化に目を向けた画期的な論考である。


マイケル・K・ボーダッシュ シカゴ大学の近代日本文学准教授。著書にThe Dawn Never Comes: ShimazakiToson and Japanese Nationalismがあり、夏目漱石『文学論』、亀井秀雄『感性の変革』の翻訳担当編集者を務めている。

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