アーティストとして、ソングライターとして、ファッション・アイコンとして、TVスターとして、あらゆる面でイギリスを代表する存在となったCheryl(= Cheryl Cole)の3枚目のアルバム!彼女のSoloデビュー・シングル「Fight For This Love」は、10カ国で1位を獲得、アルバムも2作連続UK1位を獲得するなど大成功をおさめている。VOGUEのUK版の表紙を2回飾るなど、その存在はファッション・アイコンとしても大きなものとなった。3作目となるこのアルバムからのファースト・シングルは、Calvin Harrisプロデュースの「Call My Name」。Youtubeでこの音源が公開されるや24時間で50万枚の再生回数を超え、Anthony Mandlerが監督したビデオも既に450万回の再生回数を超えている。またアルバムには、ゲスト/プロデューサーとして、will.i.am、Jim Beanz、Taio Cruz、Alex Da Kid、Lana Del Rey、Calvin Harrisなど豪華な面々が参加。Lana Del Rey との共作='Ghetto Baby' は特に注目される!ガールズ・グループ=Girls Aloud としてデビュー。UKでは20曲連続シングル・チャートTOP10入りなど圧倒的な人気を獲得。2009年にはソロとしてもデビュー。アルバム『3 Words』、『Messy Little Raindrops』は、いずれもUKチャートで1位を獲得。ソロとしても大成功をおさめている。
発売・販売元 提供資料(2012/05/29)
あっさり全英No.1をマークした"Call My Name"では、カルヴィン・ハリスがリアーナ"We Found Love"の同系音を巧みに使ってシェリルの新境地を開拓。だが、その他にもイマドキなサウンドがギッシリで、彼女にゾッコンのウィル・アイ・アムからタイオ・クルーズ、そして意外なところではラナ・デル・レイまでが曲作りで参加。現行ヒット・チャートの縮図のようなアルバムが完成した。いまや英国の至宝と言われるアイコン(英国のアムロちゃん?)となった彼女。浮気を繰り返した前夫への三行半とも言える"Screw You"などは、そのあたりの身辺事情も知っておいたほうが100倍楽しめるはず。決して歌が上手いわけじゃないけれど、歌っているだけで絵になる美女。もはや絶世級ですから。
bounce (C)村上ひさし
タワーレコード(vol.346(2012年7月25日発行号)掲載)