2012年春にデビュー・シングル「Friend Crush」を、Darwin Deezのリリースでも知られるLucky Numberからリリースしたブルックリンの男3人+女2人で構成されるトロピカル・ポップ・バンドFriends。メンバーは、Samantha Urbani (vo)、Lesley Hann (b, per, back-vo) 、Nikki Shapiro (g, key, per) 、Matthew Molnar (key, per, b) 、Oliver Duncan (ds) 。'90年代 R&B、ニューウェーヴ、そしてファンクも取り入れている彼らは、Yeah Yeah Yeahsの最新アルバム同様、70年代~80年代初期のエネルギーとエクスタシーを身にまとったパワー・ダンス・ポップを再現しようとしている。ほぼ全曲のプロデュースとミックスを彼ら自身が仕切り、目指すサウンドの明確なイメージとそれを見事に形にしたそのセンスは、これがデビュー作とは思えないほどの凄味を感じさせる。さらに、ヴォーカルのSamanthaは、どことなくデビュー当時のGwen Stefani (No Doubt)を彷彿させる歌声とアティトュード、そして人気女優Blake Lively似のルックスで、男女問わずファンを獲得しそう。この夏は、是非このリズミックで陽気でファンキーなポップで体を揺らしてみてはどうだろうか。
発売・販売元 提供資料(2012/04/27)
BBCの〈Sound Of 2012〉に選出されるなど、期待値の高かったブルックリンの男女5人組がついにファースト・アルバムをドロップだ! スリッツやCSSを彷彿とさせるトロピカルなサウンドに、インディー・ポップ・ファンならすぐさま夢中になってしまうだろうけど、何よりグウェン・ステファニーを引き合いに出されるサマンサ嬢の情熱的な歌声が凄くって! メインストリームでの成功も大いにあり得る!?
bounce (C)白神篤史
タワーレコード(vol.346(2012年7月25日発行号)掲載)