テクノ界三巨頭が一堂に会したスーパーグループ、モーリッツ・フォン・オズワルド・トリオによる3作目。前作はジャケットから「骨」の模型写真で、グループとしての骨格を築き上げた作品だとしたら、今作はそれを肉厚にした内容。骨太なグルーヴを全面に押し出した(4)の心地良さったら!彼らの切り開いた新境地、聴くほど深くハマります。
タワーレコード(2012/06/19)
1990年代のベルリンにおけるエレクトロ・ミュージックのパイオニアたちが集結したスーパーグループ、モーリッツ・フォン・オズワルド・トリオ。本作は彼らが新たに切り開いた境地、世界観を覗うことができる必聴の1枚。 (C)RS
JMD(2012/05/14)
べーチャンにサン・エレクトリック、ルオモと、ベルリンを代表する御大たちが繰り広げるスーパー・セッションも、よほど手応えを感じているのか早くも3作目が到着。引き続き冒頭の長尺セッションから、〈ECMダブ・セッション〉とでも形容できそうな、ヒンヤリとした電子音響のなかを予定調和を避けながら即興&計算したトランペットや不穏な金属音が脳内を行き来したり、気付けば足元へ忍び寄るベースラインに足を絡め取られたり--大胆な路線変更がないぶん、本名義では禁じ手にしていたであろう後半のべーチャン直系な4つ打ちを前面に押し出す演出は流石に興奮させられる。意味深なアートワークも相まって、聴き手の感性を告発し、ジャズの真意を問うものとしては過去最高に機能するだろう。
bounce (C)ヌーディーマン
タワーレコード(vol.345(2012年6月25日発行号)掲載)
ミニマル・ダブ/テクノ界において不滅の金字塔とまでいわれるベーシック・チャンネルのモーリッツ・フォン・オズワルドと、奇才ヴラディスラフ・ディレイ、サン・レクトリックのマックス・ローダーバウアーによるトリオの3 作目。トリオに加え、ベース、サックス、トランペットなど客演を交えて制作され、ジャズ~テクノ~ナイヤビンギと流転するトラックの根底に、洗練を極めたダブ処理が実にクール。フジロック'12 出演決定!
intoxicate (C)木村陽平
タワーレコード(vol.98(2012年6月20日発行号)掲載)