| フォーマット | SHM-CD |
| 発売日 | 2012年06月27日 |
| 国内/輸入 | 国内 |
| レーベル | Geffen |
| 構成数 | 1 |
| パッケージ仕様 | - |
| 規格品番 | UICY-15161 |
| SKU | 4988005716477 |
構成数 : 1枚
合計収録時間 : 00:44:29

※ショッピングカートおよび注文内容の確認画面にてフラゲのお届けになるかご確認ください。
※各種前払い決済をご利用の場合、フラゲは保証しておりません。
※フラゲは配送日時指定なしでご注文いただいた場合に限ります。
読み込み中にエラーが発生しました。
画面をリロードして、再読み込みしてください。
アルバムは4つの楽曲群で構成されていて、合間に繋ぎの役割を果たす小品を挟むことでミュージカル映画ふうの創りになっている(ように思える)。
第1幕はタイプの違う3つの佳曲を揃えている。マイケル・マクドナルドのコーラスが優しい「ルージング・マイセルフ・イン・ユー(悲しみにこんにちは)」のミディアム・フローが一番のお気に入りだが、アート・ガーファンクルへの提供曲を完コピした「めぐり逢い」や、「雨の日の恋」を想わせる軽快な「エヴリバディ・ニーズ・ラヴ」も自分の中での得点は高い。
第2幕のクライマックスは「ア・フール・アット・ハート」だろう。じっくりと焙煎され、ドリップされた上質のコーヒーのように、芳醇でマイルドな味わい深い逸品だ。
第3幕のハイライトは「ビッシュズ・ハイダウェイ」、これに尽きる。出だしのリラックスした曲の感じから、当時、「オン・アンド・オン」の続編として紹介されたこともあった。シングル・カットされていないが、音楽番組ではよく取り上げられていて、”ひとりぼっちの渚”というタイトルの方がしっくりとくる。続く「オンリー・ザハート・ウィズイン・ユー(心の灯)」もしっとりとした佳曲だ。
再終幕は「アイヴ・ネヴァ-・ノウン・ア・ナイト・ライク・ディス(今宵ふたりで)」で一気に盛り上がり、最高潮に達する。高速スライダーに乗っているようなアップダウンが実に心地よい。最後の「ホエン・アイ・ワズ・イン・ラヴ(恋の証明)」で、歌劇『水色の手帖』は静かに幕を閉じる。