| フォーマット | Blu-ray Disc |
| 発売日 | 2012年07月13日 |
| 国内/輸入 | 国内 |
| レーベル | ツイン |
| 構成数 | 1 |
| パッケージ仕様 | - |
| 規格品番 | PBH-300159 |
| SKU | 4988113745468 |
構成数 : 1枚
合計収録時間 : 02:40:00
文豪デュマの壮大なる歴史小説を、絢爛豪華に完全映画化
美貌を武器に激動の時代を生き抜いた、伝説の王妃マルゴの実像に迫る!
文豪アレクサンドル・デュマの同名小説を、製作費40億円を投じて映画化した一大歴史ロマン。16世紀末、宗教戦争が激化するフランスを舞台に、歴史の波に翻弄されながらも愛を貫いた実在の王妃マルゴの半生を壮絶に描く。ジャン=ユーグ・アングラードをはじめ、フランス映画界を牽引する豪華男優陣に囲まれながら、世界的名女優イザベル・アジャーニが妖艶なヒロイン、マルゴ役を体当たりで熱演!
原題 La Reine Margot
1995年2月11日日本公開(ヘラルド・エース=日本ヘラルド映画配給)
Bunkamuraル・シネマ 公開作品

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是非、常時在庫ありの定番商品化して欲しい。
何回見ても、見る度に更に奥行きに気づく。仏宗教内乱史は勿論、衣装(Moidele Bickel、オペラ『トリスタンとイゾルデ スカラ座2007/08年』)も西洋服飾史理解に寄与する最優秀作。セザ―ル賞5冠にカンヌ3冠等の真価を観る。ワグナーオペラ復興の巨匠P.シェロ―監督の映画作品。
製作背景の内容を含む日本語解説付(映画評論家 遠山純生)。
特典にインタビュー、メイキングや解説等がないのが、本当に残念。ina.frの短い動画数本しか見つからない。
たまに、無性に聴きたくなる鐘の音がある。本作で使用された鐘の音がその一つである。
教会の鐘の音は、不思議な聴こえ方をする。可聴距離でなくても届いているのだ。リヨンのフルヴィエ―ルの鐘の音は、心を向けた時から聴こえたのではないかと思っている。
サン=バルテルミの虐殺は、仏国王の教区教会サン・ジェルマン・ロクセロワ教会の当時の朝課(夜半~朝)の鐘の音を合図に始まったとされている。
今回、日本語字幕に日本語解説を入手。美術の荘厳とキャラクター設定等が非常に面白く、スト―リ―など知識不足で半分も分からないまま1度に4回は観た初見以来、何回も鑑賞、漸く台詞の一つ一つの内容を理解し、メディチ家の輿入れの一端を知り得た気がする。仏ルネサンス期内乱史の関係人物等の複層や地政は、日本人に馴染みが薄いと思う。
母后役V.リ―ジの死神のような凄惨な表情と気配、セザ―ル主演女優賞5回受賞女優I.アジャ―ニの終幕に於ける悲しみを湛えた眼の演技、CdFの前身を創設したフランソワ1世の姉マルグリット・ド・ナヴァル(著作『エプタメロン』)のような優秀な女系輩出のナヴァル王国からの婿アンリ4世役のD.オトゥ―ユの人格の演技、シェロ―名監督や作家の意図を忠実に表現能うD.ブラン、精神の負の容態に深い理解と表現能うP.グレゴリー、打ちのめされた心身状態の少年王シャルル9世の早逝を演じ切ったJ.H.アングラ―ド。
時空を越えた想像の旅を担う音楽(G.ヴィレゴヴィチ)と共に、当時の匂いと気温と日照まで伝わって来る感覚を覚えるほどの迫真のスケ―ル。時事や物事の真相を深奥から暗示しているように感じた。
パトリス・シェロ―Patrice Chéreauの誕生日(1944年11月2日)に。