THE BACK HORN、約1年9ヶ月ぶりのアルバム。震災チャリティー配信シングル「世界中に花束を」の別ヴァージョンや、好調なセールスを収めた「シリウス」を含む一枚。 (C)RS
JMD(2012/04/09)
前作アルバム『アサイラム』から約1年9ヶ月ぶりの待望のニューアルバム。震災チャリティー配信シングル『世界中に花束を』の別バージョンや、3月発売のシングル『シリウス』を含む、全13曲を収録。“生命の尊さ”を激情溢れるロックナンバーで唄い続けてきたザ・バックホーンの今作は、激動の2011年を経て、「生きるということの尊さ」「失って初めて気付く大切な存在」「周囲によって育まれる自分」といった価値観に改めて気付かされたメンバーの想いが詰った作品。
ビクター
発売・販売元 提供資料(2012/04/06)
命の儚さと重みの両面について執拗に歌い続けてきた彼らが、〈3.11〉以降、その確信を深めて創作に邁進したことは必然だった。その最初の成果“世界中に花束を”を含む全13曲のメッセージは、現時点における彼ら流の生命讃歌の集大成。しかしサウンドは重すぎずヴァラエティーに富んでおり、軽やかでファンキーな“星降る夜のビート”などの新機軸にも積極的にトライ。音の豊かさと言葉の重みのバランスが絶妙だ。
bounce (C)宮本英夫
タワーレコード(vol.345(2012年6月25日発行号)掲載)