間違いないリリースで確固たる人気を誇るStrutより、1992年にリリースされた『Underground System』以来、約20年ぶりとなるアフリカの"黒い大統領"、アフロ・ビートの祖=Fela Kutiによるニュー・リリース。Kalakuta SunriseとともにFela KutiカタログをリイシューするNYのKnitting FactoryとStrutのタッグで贈るマニア悶絶の本作は、釈放直後の1986年11月にEgypt 80を引き連れて行われたアメリカ・デトロイトのFox TheaterでのFela Kutiによる本邦初公開となるライヴ音源を音盤化。Wally Badarouをプロデューサーに起用した1986年の『Teacher Don't Teach Me Nonsense』からタイトル曲"Teacher Don't Teach Me Nonsenseと"Just Like That"、さらに1989年作のアフロ・ビート・クラシック"Beats Of No Nation"、前述のラスト・アルバム『Underground System』にも収録されたFela Kutiの代表曲"Confusion"をアップデートさせた"Confusion Break Bones"の4曲をアツく魂の限りに演奏。円熟期Fela Kutiのアフロ・グルーヴがアメリカ・デトロイトをも揺るがした貴重なライヴ音源を2枚のCDに凝縮。
ウルトラヴァイヴ
発売・販売元 提供資料(2012/04/02)
84年に10年の禁固刑を受けて投獄されるも、政府の謀略であったことが公になり、86年に釈放されたフェラ。本作はその釈放直後に行われたUSツアーから、デトロイト公演の模様を記録した未発表のライヴ音源だ。十八番の長尺アフロビートだけでなく、ジャズ風のインプロヴィゼーションを盛り込んだ実験的なナンバーも果敢に披露。抑圧に屈しない気迫+新たな表現を追い求める気概--その両方がひしひしと伝わってくる。
bounce (C)鈴木智彦
タワーレコード(vol.344(2012年5月25日発行号)掲載)