クラシック
CDアルバム

Mahler: Piano Quartet, Symphony No.1 for Piano; Luhl-Dolgorukiy: Piano Quartet No.1, etc

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フォーマット CDアルバム
発売日 2012年04月21日
国内/輸入 輸入
レーベルPolymnie
構成数 2
パッケージ仕様 -
規格品番 POL550283
SKU 3576075502833

スペック

DDD

構成数 : 2枚

【曲目】
CD1
1. マーラー(リュール=ドルゴルキー補筆):ピアノ四重奏曲(全4楽章)
2. リュール=ドルゴルキー:ピアノ四重奏曲 第1番 LWV121
3. 同:コンツェルトシュトゥック LWV19
CD2
マーラー(リュール=ドルゴルキー編ピアノ独奏版):交響曲 第1番 ニ長調「巨人」(花の章付き)

【演奏】
アンゲラン=フリードリヒ・リュール=ドルゴルキー(Pf)
アンサンブル・モンソロ
〔本田早美花、シルヴァン・ファヴル(Vn)、シルヴァン・デュラントル(Va)、
 セバスティアン・ヴァン・クイーク(Vc)〕
【録音】
2010年10月, 2011年4月

  1. 1.[CDアルバム]
  2. 2.[CDアルバム]

作品の情報

商品の紹介

マーラー・ファン注目兼必携、
ピアノ四重奏曲(4楽章版)+交響曲第1番「巨人」(ピアノ独奏版・花の章付)!
マーラーが1876年に作曲した室内楽「ピアノ四重奏曲イ短調」は、残念ながら第1楽章しか残されていません。スケルツォ楽章は残された24小節のスケッチをもとにシュニトケが1988年に完成させましたが、シュニトケの要素が強すぎるため、マーラーの作品とはみなされていません。しかし、ついに全4楽章約28分の完全版が出現しました。補筆者リュール=ドルゴルキーも基本的には想像による作曲を行っていますが、独自の研究に基づき興味津々。彼自身の説明は以下の通り。
スケルツォの第2楽章は、マーラー自身によって完全に記譜された最初のページのうち、ヴィオラでは弾きにくく鳴りも悪い16分音符とオスティナート音型をピアノに移しました。半音階的な展開部とカデンツァの後、印象的な主題復帰もマーラーの精神に則り、第1楽章の和声を遵守しています。その第1楽章や交響曲第5番第2楽章のコラールの引用、交響曲第1 番第2楽章トリオのホルンの音響模倣など興味津々。さらに中間部トリオには歌曲集「亡き子をしのぶ歌」第4曲を流用、完全にマーラーの音世界を作りあげています。
第3楽章「ゆっくりと感じながら」は1876年作とされる「交響前奏曲」のピアノ譜に記されていた3つの未知作品スケッチに源を求め、それに基づき再構築されています。リュール=ドルゴルキーは交響曲第1番の第3楽章ばりとみなしていますが、主題といいリズムといい、マーラーというよりブルックナーを想わせます。
第4楽章ロンドは、アルマ・マーラーの死後世に出た、既存のどの作品にもあてはまらない2つの主題スケッチに基づいています。それらは1920年代にアルバン・ベルクが調査し、マーラー最晩年のものとしています。ひとつはト長調のプレストで、マーラーはヘ長調に移すよう指示していますが、リュール=ドルゴルキーはイ長調にして用いました。そして交響曲第1番の第2楽章を想わせる終結に至ります。彼はこの復元を18歳の1994年、パリ音楽院の学生時代に着手し、1998年に完成させましたが、ようやくここで日の目をみることができました。
9歳からピアノを学び始めたリュール=ドルゴルキーは、近所のクラシック好きの医師の蔵書スコアを見せてもらい、すっかりマーラーの交響曲第1番「巨人」に魅せられ、14歳の1990年、編曲に挑みました。もともとピアノ的でないこの曲のため、彼はペダルの新しい活用法を開発して応用しています。マーラーの「巨人」には岡城千歳によるピアノ編曲もありますが、こちらは「花の章」付きというのがさらに嬉しく、またチャーミング極まりない調べに酔わされます。編曲者自身のピアノ演奏も強靭な熱演で、約62分、聴き手を金縛り状態にしてしまいます。
アンサンブル・モンソロは日本のヴァイオリニスト、本田早美花を中心としたパリ音楽院出身のメンバーによる2005年結成のアンサンブル。通常はコントラバスも含む五重奏団で、2007年ノルマンディのフォーラム・ミュジカル優勝をはじめ、ヨーロッパのコンクールで入賞する実力派です。
キングインターナショナル
発売・販売元 提供資料(2012/03/22)

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