アンダーワールド、ケミカル・ブラザーズ、プロディジーらと並び“テクノ四天王"と称され、 シーンを牽引してきたポール&フィル・ハートノル兄弟による伝説的テクノ・ユニット、オービタルの8年振りとなるオリジナル・アルバム。本作『Wonky』は、彼らのトレードマークである高揚感に満ちた、きらびやかかつシネマティックな テクノ・サウンドが更なる進化を遂げており、繊細でありながらアグレッシヴ、ハッピーでありながらメランコリックなオービタル・サウンドが詰まった最高傑作といえるだろう。ファンファーレ の鳴り響く壮大なオープ二ング・トラック「One Big Moment」から始まり、大反響を呼んだ先行シングル「Never」など留まることを知らない活気とポジティブな光を帯びた楽曲が多数収録、疾走感あふれるフィナーレ「Where Is It Going」までノンストップで聴き惚れさせられてしまう。またビョークに最も近い逸材、若手ゴス・プリンセスことゾラ・ジーザスや期待の新星グライム MCレディー・レシュールがゲストとしてフィーチャリングされている他、ポスト・ダブス テップ的なリメイクを施した楽曲など彼らの新たな挑戦も垣間見る事ができる。そして今作のミックスを担当したのは過去にU2、ナイン・インチ・ネイルズなどとも協同制作をしてきたプロデューサー、 マーク"フ ラッド"エリス。壮麗なカバーデザインは、ペット・ショップ・ボーイズや、スピリチュアライズドなどのスリーブ・デザインで知られるマーク・ファローによるもので、アルバムの巡り廻るような 物語に基づいてデザインされているという。活動を再開し新しい命を吹き込まれたオービタルは、本作と共に再びシーンの頂点で圧倒的な存在感を示すであろう。こちらはライブ音源付き2CD、デジパック仕様の特別版。ライブ音源には「Chime」「Satan」など、グレイテスト・ヒッツとも言える往年の名曲を30分以上収録!
DIS
発売・販売元 提供資料(2012/03/21)
残念ながら〈WIRE 04〉でのライヴを最後に活動に終止符を打ち、以降は個々に活動を続けていたハートノル兄弟だが、なんとオービタルとしてふたたびシーンに帰ってきた! 正直〈復活ってどうなの?〉とも思っていたが、聴けば一発で彼らとわかる、昂揚感に満ちたドラマティックな展開に感動!! 王道のテイストと現代的な流れを絶妙なバランスでブレンドしたニュー・オービタルをご堪能あれ。
bounce (C)石井隆弘
タワーレコード(vol.342(2012年3月25日発行号)掲載)