スクリレックスと共にレイヴィーなダブ・ステップ<ブローステップ>の立役者とされる(本人は否定)、英国リーズの確信犯によるセカンド!リリースはディプロのレーベルMad Decentから!リード曲(2)''Somebody To Love''のアッパー&マッシヴなベース・サウンドをはじめ、「ダブステとは云々」てな井の中の会議を吹き飛ばす新たなUKベース / ダンスの金字塔!
タワーレコード(2012/03/28)
英国リーズ出身で、ダブ・ステップの新たなスタンダードを築きあげた天才クリエーターRuskoの2年振りのセカンド・アルバム!UKガラージ~アーバン・ダブ・ステップなリード・シングル「Somebody To Love」は既に本国UKのフロアを席巻。これまでUKG、4x4、ラガ、レイヴ、ドラムン・ベース等々を飲み込んだ超バウンシー&超マッシヴなキラー・チューンを数えきれないほどシーンに叩き込んできたダブ・ステップ・シーンの寵児による新章!
IMS
発売・販売元 提供資料(2012/03/08)
ブロステップ論争を引き起こした渦中のひとり、ラスコのニュー・アルバムが前作と同じくマッド・ディセントから届けられた。本人は否定しているようだが、彼の昂揚感に満ち溢れたトラック群が、ダブステップのレイヴ化を促したのは間違いないはずだ。しかし今回はそういった煩わしいことから距離を置きたかったのか、音の派手さはやや押さえ気味に。代わってハードコア・ブレイクビーツ、ダンスホール、ダブ、UKガラージの息遣いが以前よりもはっきり聴こえ、ルーツに回帰した印象を受ける。が、そこはラスコのこと、新旧ベース・ミュージックの特色を巧妙にブレンド、かつキャッチーなサウンドへと転化し、親しみやすくもエッジーに仕上げ、ディプロと双璧を成す奇才ぶりを堪能させてくれる。
bounce (C)青木正之
タワーレコード(vol.343(2012年4月25日発行号)掲載)