鮮烈なまでの輝きを放つ「ルプロデュクシオン」が奇跡の大名曲。本国・フランスでも新人離れした注目を集める男性SSW、アルノー・フルーラン=ディディエのメジャーデビュー作にして大傑作『ラ・ルプロデュクシオン』。遂に国内盤として、プロダクション・デシネより登場です!ここ日本でもコアなファンに大人気だったフレンチ・インディポップ・バンド、Notre-Dame(ノートル・ダム)を率いたフランスのSSW、アルノー・フルーラン=ディディエが満を持してのメジャーデビュー。ソロ名義では通算2作目となる本作『ラ・ルプロデュクシオン (La Reproduction)』がとんでもない名作なのです。映画音楽、フレンチポップ、さらには1960年代~70年代の良質のポップス/ロックを思わせる音作りと、アルノーの常人離れしたメロディセンスが融合したもので、どの楽曲も美しく感傷的な旋律が際立ちますが、注目はそのサウンドクオリティの高さにもあります。徹底的にこだわった音の質感が素晴らしく、メジャーのサウンドプロダクションのゴージャスな雰囲気も功を奏しています。オープニングを飾る、語りと優雅な弦が溶け合った「01. France culture」から壮大なスケール感ですが、何と言っても本作のハイライトは「04. Reproductions」でしょう。弾むベースラインと緩やかに転がるピアノが描くメロウな質感、程よく感じさせるソウルフルなフィーリング、ゆっくりと高揚して行く曲調もとにかく心地良い。これはまさしく現在進行形のフレンチグルーヴ/フレンチロックの大名曲です。他にも、乾いたドラムのサウンドとピアノが絡む「06. Je vais au cinema」、哀愁のスキャット、アコギの響きが秀逸なフレンチグルーヴ「08. My space oddity」、重厚&美麗なサイケビート「10. Pepe 44」、繊細なメロディが印象的なアコースティックポップ「11. Si on se dit pas tout」など、全編を通じて素晴らしい内容で、その歌詞の内容も含め、まるでこの作品自体がフランス映画の名作かのよう。本国フランスではメジャーのSONYからリリースされ、新人アーティストとしては異例の特大プッシュ。エールのメンバーが大絶賛し、メジャー雑誌各誌も軒並み大絶賛レビューを掲載するなど、大注目を集める逸材です。天才セルジュ・ゲンスブールの名前が引き合いに出されるのも納得の、圧倒的な世界観に是非触れてみて下さい。2012年、プロダクション・デシネが最プッシュする超大型アーティストです。
発売・販売元 提供資料(2012/07/31)