ケニー・ギャレット快心の2012年作!1986年、最後期のマイルス・グループに参加。マイルスからのある種、鬼気迫るプレッシャーを受ける最高の緊迫感を強いられながら、炸裂のソロで会場を熱狂させた来日公演は、今や、一つの伝説と言えるでしょう。2011年には、東京のコットンクラブで突如公演。凄まじい演奏は、圧倒的であり、さすがはマイルス・グループを経て来た奏者である貫禄も充分。その遺伝子を受け継ぐものの演奏の威力は、若手の手本、を示してくれたものでした。本作は、その来日時にケニー自身も語っていた作品で、最高にスピリチュアルでモードなフレーズが炸裂。レジェンド=ファラオ・サンダースを迎えたことで、Mack Avenueからの1作目も話題になりましたですが、本人自身の色がぶれることなく出た、Mack Avenue第2作目です。1990年代半ばに、当時急成長だったブライアン・ブレイドを迎えた究極のトリオ作や、パット・メセニーとのコルトレーン追悼集で圧倒的存在感を示した時の勢いを本作では感じさせてくれます!メンバーは、ベテラン、ナット・リーヴス、注目のピアニスト、ベニート・ゴンザレスも参加。数々のレジェンドが世を去り、音楽の聴き方が変わり、世の中も激変する中でも変わらないジャズのスピリチュアルな本質が詰まった全10曲。日本語帯、解説付き。
発売・販売元 提供資料(2012/02/07)
2011年秋に来日公演もあったケニー・ギャレットの新作。ワン・ホーン・カルテットでの演奏をメインにパーカッションや女性ヴォーカル(無歌詞)のヴォイスなどを加えたユニークな編成でもあり、また楽曲のタイトルには誰か有名なジャズ・ミュージシャンの名前(ジャッキー・マクリーンやキース・ジャレットなど)やイメージするキーワードがつけられており、硬派でストレート・アヘッドなブロウを聴かせるケニ・ギャレ・ワールドが全開。
intoxicate (C)馬場雅之
タワーレコード(vol.96(2012年02月20日発行号)掲載)