ジェームス・ブレイク以降の自作自演型ソングライターとしては破格の注目を浴びる新人で、あのトム・ヨークも早くから目をつけている大型新人。ガラージからの影響を色濃く出したカットアップ・プロダクションに浮遊させた歌声は新世代のアーバン・ソウルとしても世界を席巻しそう。(8)''FancyRestaurant''で「ポスト・ダブステップ」の定義を更新する。
タワーレコード(2012/02/21)
<Brownswood>のボス、ジャイ ルズ・ピーターソンが2010年より大プッシュする逸材、ギャング・カラーズが遂にデビュー・アルバムをリリース!日本人の琴線に触れる美しいピアノの旋律と、彼自身の語りかける様な沁み入る唄声が独自の存在感を示しつつ、色とりどりのシンセのメロディとUKガラージのムーブメントを通過したしなやかなグルーヴが、ソフトで心地よい印象を創り出している。ジャイルズが言う通り聴いているうちに徐々にその魅力に惹き込まれる不思議な印象を残す作品。ブリアルの洗練さとジェイムス・ブレイクの美しさをもったポスト・ダブステップの新たな名盤が誕生した。
DIS
発売・販売元 提供資料(2012/01/19)
ストリーツやアートフル・ドジャーに影響を受けたというサウザンプトンの新鋭が、昨年のEP『In Your Gut Like AKnife』を経てついにアルバム・デビュー。一昨年のレーベル・コンピで披露されていた“No Clear Reason"やEP収録曲はガラージ以降のニュアンスも忍ばせたリズム主体の作りだったが、彼自身の歌と情緒的なピアノを切り刻んだこのアルバムは、もう純粋にダウナーな歌モノとしてジェイムズ・ブレイクと比較されるべきものだろう。きれぎれに浮かんでは溶ける断片的なフレーズには歌と呼ぶには心許ない部分もあるものの、それでもどこかソウルフルな印象が残るのは、簡素で厚みのあるビートとコズミックな鍵盤が温かみやコクを醸造しているから。心地良いダブトロニカの傑作として愛聴しております。
bounce (C)出嶌孝次
タワーレコード(vol.341(2012年2月25日発行号)掲載)