あのJohnny Depp の奥方としても有名な、フランスを代表する女性歌手Vanessa Paradis の最新作は、『ニキータ(Nikita)』、『レオン(Leon)』、『フィフス・エレメント(The Fifth Element)』、『アデル/ファラオと復活の秘薬(Les aventures extraordinaires d'Adele Blanc-Sec)』などで知られるLuc Besson 製作、『エル・ドラド/黄金の都(The Road to El Dorado)』、『シャーク・テイル(Shark Tale)』などで知られるBibo Bergeron 監督・脚本による仏アニメ映画 『A Monster in Paris』のサウンドトラック・アルバム!Vanessa Paradis は声優として出演もしている。Vanessa の2007年のアルバム「Divinidylle(神々しき純愛)」でプロデューサーを務めたシンガーソングライター、M こと Matthieu Chedid やVanessa の音楽的ブレーンであるPatrice Renson も全面参加。Sean Lennon もVO や作詞で参加。映画の舞台は1910年代のパリ。瓶に閉じ込められていたモンスターがパリの街中に逃げ出して人々を恐怖に陥れる。そしてモンスターと偶然出会った主人公の女の子が密かに彼をかくまうのだが・・・
IMS
発売・販売元 提供資料(2012/01/27)
ヴァネッサ・パラディが声優として出演したアニメ映画のサントラ。彼女が演じるのはヒロインの歌姫で、相手のモンスター役はスコアの一部も手掛けたMことマチュー・シュディッドという、フレンチ・ポップ・ファンにはたまらない組み合わせだ。ヴァネッサのヴォーカル・トラックは4曲あり、そのうち2曲はMとのデュエット。ノスタルジックなスウィング・ジャズといった趣で、2人の息もピッタリ。
bounce (C)村尾泰郎
タワーレコード(vol.338(2011年11月25日発行号)掲載)