UKの<PEDIGREE CUTS>よりデジタル・リリースされた隠れ名盤がCD化!ウルリッヒの暖かくエモーショナルなシンセ・サウンドとヨナスのセンチメンタルなギターが見事な化学反応を起こしており、そのギターとシンセで壮大な音宇宙を描く(1)、優しくも叙情的なリフが琴線に触れる(4)など、両者の才能の融合はエレクトロニカの枠を越え多くの人に届くべき音です。
タワーレコード(2012/03/06)
2010年、UKの"PEDIGREE CUTS"よりデジタルのみでひっそりとリリースされたため、ファンの間でもあまり知られることのなかった隠れた名盤が遂に世界初CD化!"CITY CENTRE OFFICES"からリリースされた1stアルバム「FAR AWAY TRAINS PASSING BY」、及び2ndアルバム「A STRANGELY ISOLATED PLACE」によってエレクトロニカ・シーンだけではなく、シューゲイザー・リヴァイバルの流れからも高い評価を得たULRICH SCHNAUSSと、"MORR MUSIC"や"DARLA"などの優良レーベルから叙情性豊かなファークトロニカを発表し続け熱狂的なファンを持つMANUAL = JONAS MUNKのコラボレーション作品。JONASの爪弾くセンチメンタルなギターフレーズとULRICHのエモーショナルなシンセ・サウンドが見事に融合したリスナーの心に突き刺さる大傑作!力強くスケールの大きなギター・フレーズときらきらと宙に舞うようなシンセのメロディーが降り注ぐM-1『Chasing Rainbows』、やさしく奏でられる叙情的なリフが心の琴線に触れること間違いなしのミッドテンポ・チューンM-4『Johnny (Sentimental Fool)』など、両者の持つ溢れんばかりのメロディー・センスがアルバム全体で遺憾なく発揮されており、昨今のエレクトロニカ系アルバムでは群を抜く好内容です!
卸部
発売・販売元 提供資料(2012/02/15)
約10年前、同時期にデビューしたヨーロッパの美電子シューゲイザー音楽家2名が、まさかのコラボ・アルバムを発表! ウルリッヒの分厚いシンセ・ワークに、ヨナスの変幻自在なギターが絡み合い、得も言われぬライト・サイケデリアの桃源郷を描き出していく。まるで長年活動を共にしてきたかのような、自然な融合ぶりが素晴らしい。中盤から後半にかけて徐々にディープなサウンドへと深化していく構成も見事。
bounce (C)佐藤一道
タワーレコード(vol.341(2012年2月25日発行号)掲載)