偉大な映画音楽/ジャズの作曲家/アレンジャー/指揮者/ピアニスト、ミシェル・ルグランの生誕80周年を記念したヨーロッパ編集4枚組ボックス。ヴォーカル曲、ジャズ曲、映画音楽、カトリーヌ・ミシェル(harp)と共演した初出となる完全新録音音源の4つのテーマで、ルグランの華麗な足跡を辿る決定盤!ユニバーサルの音源ばかりでなく、ワーナー、EMI、ソニーなどのライセンス音源もふんだんに収録した、まさにルグランの集大成と呼ぶに相応しい充実の内容!父は指揮者・作曲家のレイモン・ルグラン、母は指揮者ジャック・エリアンの姉マルセル・デル・ミカエリアンという音楽家の両親の間に生まれ(姉は歌手のクリスティーヌ・ルグラン)、1958年にマイルス・デイヴィス、ビル・エヴァンス、ジョン・コルトレーンとの共演盤『Legrand Jazz』を発表。1960年代初頭から現在に至るまでに200作以上の映画音楽を手掛け、数々の名曲を残してきた稀代の音楽家、芸術家として、本国フランスおよびヨーロッパでは最大の尊敬を集める。その手掛けた作品は例えば、『女と男のいる舗道』(1962年)、『シェルブールの雨傘』(1963年)、『ロシュフォールの恋人たち』(1967年)、『華麗なる賭け』(1968年)、『太陽が知っている』(1969年)、『嵐が丘』(1970年)、『おもいでの夏』(1971年)、『栄光のル・マン』(1971年)、『三銃士』(1973年)、『うず潮』(1975年)、『愛と哀しみのボレロ』(1981年)、『ネバーセイ・ネバーアゲイン』(1983年)、『愛のイエントル』(1983年)、『プレタポルテ』(1994年)、『レ・ミゼラブル』(1995年)、『リュミエールの子供たち』(1995年)、『100歳の少年と12通の手紙』(2009年)などなど、枚挙に暇がない。また1972年の初来日以来、大の親日家としても知られ、『火の鳥(実写版)』(1978年、市川崑監督)、『ベルサイユのばら(実写版)』(1979年)などの音楽も手掛けた。貴重写真を多数掲載した32ページのオリジナル・ブックレット付。
発売・販売元 提供資料(2012/01/12)