クラシック
CD
Earle Brown - A Life in Music Vol.4
Various Artists
開催期間:2024年10月2日(水)0:00~10月4日(金)23:59まで![※期間中のご予約・お取り寄せ・ご注文が対象 ※店舗取置・店舗予約サービス、マーケットプレイス商品は除く]
オンラインキャンペーン価格
クラシック スペシャルプライス15%オフ
商品の情報
フォーマット |
CD |
---|---|
構成数 |
3 |
国内/輸入 |
輸入 |
パッケージ仕様 |
- |
発売日 |
2012年03月03日 |
---|---|
規格品番 |
WER6937 |
レーベル |
|
SKU |
4010228693720 |
商品の紹介
好評アール・ブラウンの芸術、第4弾の登場!
室内楽、室内オーケストラなど力作がズラリ!
ご好評いただいている「アール・ブラウンの芸術」シリーズ、欠番となっていた第4弾の登場。
disc1は、弦楽四重奏のための作品集。弦楽四重奏は、多くの器楽作品の作曲家にとって、自身の技量を見せ付けるために選ばれる演奏形態でした。シェルシは四人の奏者に微分音を奏でさせ、微妙な音高の変化やリズムの微妙な変化をそれぞれのパートに間断なく与えます。曲は次第に盛り上がりますが、上りきったと思ったらまたさらにクライマックスがあるといった感じの、上れども上れども頂上まで行き着かないようなもどかしさの中で曲が閉じます。ブラウンの作品は、布を引き裂くような音が聞こえるなど、楽器の限界を超えた表現に満ちています。
disc2は、室内オーケストラのための作品集。イタリアの作曲家アルド・クレメンティ初期の「トリプルム」は、セリエル音楽のお手本のような作品。名手ガッゼローニがフルートを担当しているのもポイントです。スウェーデン出身の作曲家、ニルソンの重要作品のひとつ≪情景III≫は打楽器が効果的に響き、最後は思わず耳をふさぎたくなるような大音量での高いテンションが持続しますが、耳を澄ますとそれぞれの奏者が細かな仕事をしており、ニルソンの持ち味である細密画のような雰囲気も失われておりません。シェーンベルクの3つの小品はこれが当時世界初録音でした。どこかストラヴィンスキーの「春の祭典」を思わせうる響きをもった3曲目は未完となっており、途中で終わります。高橋悠治の「ストイケイア」は4つのヴァイオリンのための作品ですが、ここでは一人の奏者が多重録音しています。ハーモニクスの神経質な重音が通奏低音のように鳴り響く中、鋭いピチカートなど様々な音が断片的に奏され、次第にメロディーのようなものも顔を出しますが、最初から最後まで大きな変化はないままに幕となります。
disc3はすべてこのハンブルク・カンマーゾリステンによって初演された作品。ケレメンの「対位法的エチュード」は、コラールなどの旋律ではなく、リズム構造で対位法を構築していきます。カスティリョーニの「トローピ」では、沈黙の合間に様々な楽器によって奏でられるアリアが印象的に響きます。フェッレガーラの「セレナータ」は、十二音技法を様々に応用して、ある音を契機に色が変わったり流れが変わったりします。打楽器の使用も印象的。ユンの作品はベルクの精神を感じさせるもの。単音や二つの音の繰り返し(それぞれの音の長さは異なる)から構成されるメロディーを軸に楽曲が展開されます。楽章が進むにすれて音の密度が低くなり、最終楽章では非常に速いテンポで、高まるリリシズムの中、幕となります。
キングインターナショナル
室内楽、室内オーケストラなど力作がズラリ!
ご好評いただいている「アール・ブラウンの芸術」シリーズ、欠番となっていた第4弾の登場。
disc1は、弦楽四重奏のための作品集。弦楽四重奏は、多くの器楽作品の作曲家にとって、自身の技量を見せ付けるために選ばれる演奏形態でした。シェルシは四人の奏者に微分音を奏でさせ、微妙な音高の変化やリズムの微妙な変化をそれぞれのパートに間断なく与えます。曲は次第に盛り上がりますが、上りきったと思ったらまたさらにクライマックスがあるといった感じの、上れども上れども頂上まで行き着かないようなもどかしさの中で曲が閉じます。ブラウンの作品は、布を引き裂くような音が聞こえるなど、楽器の限界を超えた表現に満ちています。
disc2は、室内オーケストラのための作品集。イタリアの作曲家アルド・クレメンティ初期の「トリプルム」は、セリエル音楽のお手本のような作品。名手ガッゼローニがフルートを担当しているのもポイントです。スウェーデン出身の作曲家、ニルソンの重要作品のひとつ≪情景III≫は打楽器が効果的に響き、最後は思わず耳をふさぎたくなるような大音量での高いテンションが持続しますが、耳を澄ますとそれぞれの奏者が細かな仕事をしており、ニルソンの持ち味である細密画のような雰囲気も失われておりません。シェーンベルクの3つの小品はこれが当時世界初録音でした。どこかストラヴィンスキーの「春の祭典」を思わせうる響きをもった3曲目は未完となっており、途中で終わります。高橋悠治の「ストイケイア」は4つのヴァイオリンのための作品ですが、ここでは一人の奏者が多重録音しています。ハーモニクスの神経質な重音が通奏低音のように鳴り響く中、鋭いピチカートなど様々な音が断片的に奏され、次第にメロディーのようなものも顔を出しますが、最初から最後まで大きな変化はないままに幕となります。
disc3はすべてこのハンブルク・カンマーゾリステンによって初演された作品。ケレメンの「対位法的エチュード」は、コラールなどの旋律ではなく、リズム構造で対位法を構築していきます。カスティリョーニの「トローピ」では、沈黙の合間に様々な楽器によって奏でられるアリアが印象的に響きます。フェッレガーラの「セレナータ」は、十二音技法を様々に応用して、ある音を契機に色が変わったり流れが変わったりします。打楽器の使用も印象的。ユンの作品はベルクの精神を感じさせるもの。単音や二つの音の繰り返し(それぞれの音の長さは異なる)から構成されるメロディーを軸に楽曲が展開されます。楽章が進むにすれて音の密度が低くなり、最終楽章では非常に速いテンポで、高まるリリシズムの中、幕となります。
キングインターナショナル
発売・販売元 提供資料
(2012/01/05)
収録内容
構成数 | 3枚
合計収録時間 | 01:55:00
録音 | ステレオ (---)
『アール・ブラウン/コンテンポラリー・サウンド・シリーズ ブラウンの音楽人生 Vol.4』
CD1 「弦楽四重奏のための新しい音楽」
1. ブーレーズ:弦楽四重奏のための書 Ia
2. ブーレーズ:弦楽四重奏のための書 Ib
3. ブーレーズ:弦楽四重奏のための書 II
4. ブーレーズ:弦楽四重奏のための書 V
5. シェルシ:弦楽四重奏曲 第4番
6. アール・ブラウン:弦楽四重奏曲
パレナン弦楽四重奏団(1-3)
ハーマン弦楽四重奏段(4)
新音楽弦楽四重奏団(5)
ニューヨーク弦楽四重奏団(6)
オリジナルLP 1972年
CD2 「室内オーケストラのための新しい音楽」
1. クセナキス(1922-2001):アホリプシス(21の楽器のための)
2. アルド・クレメンティ(1925-2011):トリプルム(フルート、オーボエ、クラリネットのための)
3. ボー・ニルソン(b.1937):情景 III(室内オーケストラのための)
4. シェーンベルク:室内アンサンブルのための3つの作品
5. ヴオジミェシュ・コトンスキ(b.1925):歌(アンサンブルのための)
6. 高橋悠治:6つのストイケイア(4つのヴァイオリンのための)
7. ボー・ニルソン:フレクヴェンツェン
フランシス・トラヴィス(指揮)、ハンブルガー・カンマーゾリステン(1,7)
ガッゼローニ(Fl)、ローター・ファベル(Ob)、ギィ・デュプリュ(Cl)(2)
ブルーノ・マデルナ(指揮)、国際クラニッヒシュタイナー室内アンサンブル(3-5)
パウル・ゾコフスキ(Vn/多重録音)(6)
オリジナルLP 1972年
CD3 ハンブルク・カンマーゾリステン
1. ミルコ・ケレメン(b.1924):対位法的エチュード ~管楽五重奏のための
2. ニコロ・カスティリョーニ(1932-1996):トローピ
3. ヴィットリオ・フェッレガーラ(b.1927):セレナータ(9つの楽器の室内オーケストラのための)
4. ユン・イサン(1917-1995):7つの楽器のための音楽
フランシス・トラヴィス(指揮)、ハンブルク・カンマーゾリステン
オリジナルLP 1962年
CD1 「弦楽四重奏のための新しい音楽」
1. ブーレーズ:弦楽四重奏のための書 Ia
2. ブーレーズ:弦楽四重奏のための書 Ib
3. ブーレーズ:弦楽四重奏のための書 II
4. ブーレーズ:弦楽四重奏のための書 V
5. シェルシ:弦楽四重奏曲 第4番
6. アール・ブラウン:弦楽四重奏曲
パレナン弦楽四重奏団(1-3)
ハーマン弦楽四重奏段(4)
新音楽弦楽四重奏団(5)
ニューヨーク弦楽四重奏団(6)
オリジナルLP 1972年
CD2 「室内オーケストラのための新しい音楽」
1. クセナキス(1922-2001):アホリプシス(21の楽器のための)
2. アルド・クレメンティ(1925-2011):トリプルム(フルート、オーボエ、クラリネットのための)
3. ボー・ニルソン(b.1937):情景 III(室内オーケストラのための)
4. シェーンベルク:室内アンサンブルのための3つの作品
5. ヴオジミェシュ・コトンスキ(b.1925):歌(アンサンブルのための)
6. 高橋悠治:6つのストイケイア(4つのヴァイオリンのための)
7. ボー・ニルソン:フレクヴェンツェン
フランシス・トラヴィス(指揮)、ハンブルガー・カンマーゾリステン(1,7)
ガッゼローニ(Fl)、ローター・ファベル(Ob)、ギィ・デュプリュ(Cl)(2)
ブルーノ・マデルナ(指揮)、国際クラニッヒシュタイナー室内アンサンブル(3-5)
パウル・ゾコフスキ(Vn/多重録音)(6)
オリジナルLP 1972年
CD3 ハンブルク・カンマーゾリステン
1. ミルコ・ケレメン(b.1924):対位法的エチュード ~管楽五重奏のための
2. ニコロ・カスティリョーニ(1932-1996):トローピ
3. ヴィットリオ・フェッレガーラ(b.1927):セレナータ(9つの楽器の室内オーケストラのための)
4. ユン・イサン(1917-1995):7つの楽器のための音楽
フランシス・トラヴィス(指揮)、ハンブルク・カンマーゾリステン
オリジナルLP 1962年
-
1.[CD]
-
1.Livre pour quatuor, pour quatuor a cordes: 1a. Vivo
-
2.Livre pour quatuor, pour quatuor a cordes: 1b. Moderato
-
3.Livre pour quatuor, pour quatuor a cordes: 2. Assez vif
-
4.Livre pour quatuor, pour quatuor a cordes: 5. Lente, mais mobile
-
5.Quartetto d'archi No. 4
-
6.String Quartet
-
2.[CD]
-
1.Achorripsis, for 21 instruments
-
2.Triplum, per flauto, oboe e clarinetto
-
3.Szene 3, fur Kammerorchester
-
4.Drei Stucke, fur Kammerensemble: 1. Rasche Viertel
-
5.Drei Stucke, fur Kammerensemble: 2. Mabige Viertel
-
6.Drei Stucke, fur Kammerensemble: 3. Gehende Viertel
-
7.Canto, for ensemble
-
8.Six Stoichei, for four violins
-
9.Frequenzen, for chamber ensemble
-
3.[CD]
-
1.Etudes contrapuntiques, pour quintette a vent
-
2.Tropi, per complesso da camero
-
3.Serenata, per orchestra da camera o 9 strumenti
-
4.Musik fur sieben Instrumente: 1.
-
5.Musik fur sieben Instrumente: 2.
-
6.Musik fur sieben Instrumente: 3.
-
-
-
カスタマーズボイス
投稿日:2023/04/01
良き
ニュース & 記事
ポイント15倍
613pt
販売価格(税込)
¥ 5,290
¥ 794(15%)オフ
¥ 4,496
販売中
在庫わずか
発送までの目安:当日~翌日
カートに入れる
欲しい物リストに追加
コレクションに追加
サマリー/統計情報
欲しい物リスト登録者
2人
(公開:
0 人)
コレクション登録者
0人
(公開:
0 人)
お早めのご注文で発売日前日にお届けいたします
の地域はのご注文
北海道・鳥取県・島根県・岡山県・広島県・
山口県・四国・九州・沖縄県
山口県・四国・九州・沖縄県
フラゲ注文受付期間は地域によって異なります。
お住まいの地域をご確認ください。
の地域は
発売日前日
にお届けします
の地域は
発売日当日
にお届けします北海道・山口県・九州・沖縄県
フラゲ注文受付期間は地域によって異なります。
お住まいの地域をご確認ください。