ウエストコーストを代表する偉大なる白人アルトサックス奏者の最高峰が復帰後の78年に録音した最高傑作が新リマスタリングを施し再発。「自分が今まで一番やりたかったアルバム」と語ったお気に入りのスタンダード集。そこには全盛期の天才的なインスピレーションや輝きはもはやない。しかしながらこの哀愁漂う深みのある美しいサックスの音色で奏でられる《ラウンド・アバウト・ミッドナイト》《ホワッツ・ニュー》には人生の苦難を味わった者にしか出せない歌心があるのだ。
intoxicate (C)廣瀬毅
vol.97(2012年04月20日発行号)掲載(2012/04/20)
1925年生まれの天才肌のアルト・サックス奏者、アート・ペッパー没後30周年(2012年時)記念第一弾は、麻薬でキャリア中断し、復帰後の代表作にして人気盤。アルバム・タイトルは、ラス・フリーマンやフランク・バドラーが参加したことに由来している。 (C)RS
JMD(2012/01/19)
アート・ペッパー没後30年第1弾は、復帰後の代表作にして人気盤の『再会』をDSDによる新マスタリングを施し紙ジャケでリイシュー。本作は、録音が3ヵ月以上延びたためか、アートはスタジオに入るなりに「この日を待ってたんだ」と気合十分。動向のローリー夫人も「カムバック後の最高傑作になるわよ」と予言した。アルバム・タイトル『Among Friends』は、ラス・フリーマンやフランク・バトラーが参加したことに由来している。1978年8月8日、ハリウッド録音。
SSJ
発売・販売元 提供資料(2012/01/05)